ギターは自分を写す鏡みたいなものである。

さて、ではその「物好きさ」とはなにか、というと自分としては、「演奏しながら、自分の演奏に自分自身を探している」というか、「自分自身をみている」というか・・・つまり、「毎日のギターというのは、自分を写す鏡みたいなもの」と感じている。そういうふうに弾いていると「自分自身でやっていることだから、昨日弾いたのと、今日弾いたのと同じ」ということは全くあてはまらない。日々気分が違う、よって弾きたい曲も違う。演歌にはまる日もあれば、ジャズしか弾けない日もある。ある日は指がうまく動くし、またある日はまったくだめ。本当に自分で自分自身がわかっていないと思う。自分自身がかっこよく思えるときもあるし、(ナルシストか・・・)最悪にだめだと思うときもある。でも、根源的なところとして、人は美しいものが好きで、美しいものに触れることで、気持ちも澄んだものとなれる。自分はそう感じている。だから、毎日ギターを弾く。

PS
以上、一応書き上げてみた。実は、この「日々のギター」は読み返して書くたび内容が変わる。
・・・・やっかいだ。