してはいけないこと

フィンガーギタリストの懺悔みたいな文書を読んだ。


深夜音がでないようにミュート
を付けて練習していて、
ピッキングが強く弾くばかりの
荒いものになってしまった・・・
というもの。


わかる。


自分も、ヤマハのサイレントギター
を手に入れる前のことだが、ふつうのギターで、
夜になると、小さな音で弾く、という
練習になってしまっていた時期がある。
その結果、ピッキングがとても
弱いものになってしまった。


下手になるように練習していた、
ということだ。


同じようなことは、
プロ野球選手のウエイトトレーニングのし過ぎ」
とかでもあると思う。
バッティングは繊細な技術だ。
筋肉が強くなるのはいいが、その反動で、
「繊細な動きができなくなる」
ということだと、マイナスだ。


自分はギターの演奏技術として、
難しい曲を弾いたり、すごいスピードで
弾いたりするのは、とても無理で限界を
感じている。


しかし、それはそれとして、
「一つの音の強弱や、表情付については、
 可能な限り、自分のイメージ通りで弾く」
という方の技術は、大事にしていきたく思う。


つまり、
「自分の演奏をよく聴けて」
「自分の歌心を表現できる」
ということ。


ミュートで弾いたり、小さな音で
練習したりすれば、望むべくもないものと
なってしまうだろう。


だから、できるだけ、
気持ちよく演奏をしたい。


「長く楽しめるように弾くこと」
が目指す技術の第一歩ということと思う。



<去年の今日>
「巷のニュースからブログを書こうとして」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20131028

<目に入ったニュース>

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