飯能越生トレイルレース 残念ながらDNF

残念ながら、第1関門13時をクリアできずDNF。
結果は残念だが、気持ち的にはさばさばしている。
現在の自分の実力通りと思う。


スタートは朝8:00。
天気は曇りで、奥久慈のときのような
「地獄のような暑さ」にはならなそうなので、
ほっとした状況。


まず最初2kmがロードなのだが、
奥久慈でも最初ちょっとはロードだったので、
その状況から今回と奥久慈のひざの
状況を比べてみる。
今回は、多少違和感はあるのだが、
奥久慈と比べると痛みとしては、
大変少ない。少しは良くなっていたのだと
納得しながら走った。
ただ、奥久慈のときは、その後
鬼のような登り下りで打ちのめされたので、
気持ち的には、
「おさえて、おさえて」と思いながら
ゆっくり走った。


トレイルへは、1キロ過ぎに入り、2キロ過ぎに
シングルトラックに。
で、そっからが厳しかった。
激登り激下りの連続で、冗談じゃなくまるで奥久慈。
5kmの最初のエイドが9:03着で、
自分としては、「一番遅いと想定した時間である9:00」
そのものとなっていた。
で、この地点でヤバさを感じる。
これじゃ関門に間に合わん・・・


脚はまだ活きているのだが、
今回は登りがきつい。
いままでの自分は下りはまったくスピードなしだが、
一方、登りはそこそこ抜かしたり抜かされたり、
というくらいの速度がだせていたのだが、
今回においては、登りがきつい。


理由は自分でわかっていて、
シンプルに練習不足だ。
ただ、この練習不足は、
左ひざの故障を回復させるために
キロ6分以上のペースで走らなくしたためで、
如何ともしがたい。
もう1か月以上もそういう走りを
しているのだから、心肺機能が
落ちてしまうのが道理だろう。


心肺は、一度必要以上にゼイハア言わしてしまうと、
その後にがっくり落ち込むので、
完全に息を上がらせないように、しかし
歩みを止めないこと、でいった。


で、その結果が遅いということだから、
「実力不足」ということだ。


次の13kmのエイド発が11:40。
自分はここは最悪11:10、としていたので、
もうかなり厳しい。
こっから第一関門の20kmまでは、後先考えず
飛ばさねば、間に合わない。
そう、思いながら第3エイドを後にする。


具体的な計算では、「あと7kmを1時間20分」。
平地なら超楽勝だが、トレイルだと、
「走れるトレイル」なら、ぎりぎり。
激坂であればほぼ無理だ。


で、少しは楽なコースにならんかな、
と希望をもってコースに入っていったが、
相変わらずの激坂。
結局、激坂の3つ目が現れてしまった状況で、
観念せざるを得なくなった。


実はあきらめたのには、もう1つ状況理由があって、
その激坂の2つ目のところで飛ばしたのだが、
そうしたところ、
左右両足の内転筋に攣り。
あわてて塩熱サプリを投入し、なんとかこらえたが、
「これ以上スピードを上げると攣る」
という状況。


以上、観念せねばならない状況に。
残念だが、もう安全運転に徹していくしかなかった。


20kmのエイドの前に
17kmくらいで神社の境内に
エイドがあるのだが、ここですでに13時を
過ぎてしまっていてDNF決定。
他、このエイドには、女性3名、男性2名が
同じ境遇となった。


20km地点が駅前のエイドなので、
いずれにしろ、そこまではいかなくては
ならない、とのことで、
このエイドで5分ほど休んでから、
とにかくまたコースに入った。


で、ここからはスピードを追わなくていい
とのことで、シューズをアルトラローンピーク
(今回、まったく問題なく走れているが)から、
ルナサンダルへ変更。
(サンダルはXA20に入れて背負ってきた)
理由は左親指爪の黒爪悪化防止。
また、気分転換の意味もあったのだが、
結果としては、すごくよかった。
軽いので登りが楽になったのと、
開放感が気持ちよかった。
で、1時間以上も遅れただろうか・・
(すでに時間を気にしていない)
20km地点へ。


20km地点では、そうめんを
頂いたが、最高においしかった。
願わくば、これが制限時間内であれば、
と思いながら終戦


総括。
コースは奥久慈と同じくらい厳しかった。
(奥久慈も飯能越生も自分が経験できたのは前半のみ、だが)
ただ、奥久慈のように
「走る場所がない」(急な坂ばかりで)
というわけではなく、ものすごく
気持ちよく走れるところも、
ちょっとずつでてきて、そこは
気持ちよく走れた。
ただ、そこを走るとしても、
激坂を攻略できないと、タイム的には
全く歯が立たない。


エイドは充実していてすごくよかった。
第3エイドでは、いなりずし2つ、
バナナ1切れを食したが、ものすごく
おいしかった。
さらにおいしかったのが20km時点の
そうめん。もし走れるのであれば、
3杯くらいいっていたと思う。


ということで、運営頂いたスタッフのみなさん、
また、地元の皆さんに深く感謝。
ありがとうございます。


以上、まずは自分の場合は
ひざを完治させないと、
ゴールができないことはもちろんだが、
身体にもよくないと思う。
もちろん、今回の出場に際しても
十分そのことはわかっていて、
ゴールできないことより、自分の
身体を守る事、を優先したのだが、
それでも、これだけ厳しいコースだと、
ダメージがない、というのは無理筋。


月曜日の時点では、筋肉痛、で
収まっているように感じるが、
筋肉痛が収まってきたところで、
再度、ひざ裏の痛みがどうなっているか、
慎重に対応していこうと思う。


以上、DNFという残念な結果ではあったが、
自分としては、
「現在の自分でできる精一杯」
はやりきったと思う。
で、すごくきれいな場所だったこともあり、
ほんとうに楽しかった。
今度はまずは足を直して、30kかな。


<去年の今日>
「個人としてのリセット作業」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130713

<目に入ったニュース>

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