その人しかもっていない感覚

イチロー選手は、オリックス時代、
ファーストゴロだったか、セカンドゴロだったか、
凡退したときに、
「あっ、そうなのか」
とバッティングに開眼したという記事を
読んだことがある。


どういう感覚で、どのようなものを得たのか。


イチロー選手は、それ以上のことを語っていないようだが、
ものすごく気になる。
余人に理解できないものかもしれないが、
何を意識するのか、どのような感覚なのか、
分からなくても聞いてみたい。


同じようなことを感じたのが、
なでしこジャパンの沢選手のインタビューであった。


さっとながれてしまったので、
うろ覚えなのだが、
30歳かその前くらいのときに、
「サッカーの視点が広がったというか、
 すごく見えるようになった」
「それでサッカーが一段と面白くなった」
とのこと。


プレーからは、理解できる。


沢選手が、先読みをできていることは
その卓越したボールを奪う能力から、明らかだ。
フィジカルな強さではない。
ある「視点」を持っていることは、
テレビでみていても感じる。


これは、できている本人からすると、
何がどういう風になると、
「みえている」
となるのか・・・・


おそらくこれも、通常の人間では、
理解できないのかもしれない。
しかし、
感覚としてどのようなものなのか、
語ったものを読んでみたい。


ひょっとして、
今バカ売れ始めている沢選手の本に
記載あるのだろうか・・・
ちょっと探して見ようかな。




<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20100719
<目に入ったニュース>

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