どんどん省くアレンジ

ソロギターの楽しさは、
バッキングと主旋律を一人で
弾くことにあるが、
当然難しくて、練習しないと
弾けない。


でもこのごろ気づいたのだが、
自分の場合は、
バッキングと主旋律をわけて
いないというか、
あんまり複雑なものは、
自動的にやさしくしてしまう。


ようするに、自分で聴ける範囲の
分解状況、
いいかたを変えると、
肉体的に弾けるものを弾く、ではなく、
脳味噌で聴ける範囲のものを弾く、
で、曲をアレンジしているようだ。


ランニングベースを弾きながら、
メロディ弾くのなんかも、
一応練習してできるように
なったりするのだが、
それが、自分の頭で
聴けるようにならないと、
長く続かないというか、
いつのまにか弾かなくなっている。


もっと端的な例としては、
ベースの繰り返しをしながら
の曲では、主旋律が難しくなったり
早くなったりしたら、
「その主旋律のみ」
にしてしまい、
繰り返しのベースは、頭の1音のみ
とか、バッサリ省いてしまう。


本当は、ベースラインも弾きながら
主旋律なのだが、
ベースラインが同じラインの繰り返しなら、
「イメージできる」
かつ、主旋律をより聴きたい、
ということで、
弾かなくても、十分と思ってしまう。


「正しい演奏ではない」
という気持ちが当然でるのだが、
それよりも、
「上手でない技術で、
 できるだけ自由に弾きたい。
 その方が性にあっている」
と自分を納得させてしまっている。


そうしてみると、
ずいぶん自由になったような
気持ちになるのだ。


自分で曲を作るにしても、
アレンジするにしても。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080807
<目に入ったニュース>
酒井法子逮捕 出頭まで都内の関係者宅に
 覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に逮捕された女優の酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=が出頭前、都内の関係者宅にいたことが、捜査関係者の話で分かった。

(なんで、こんなことになるんだろうな)



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