いろいろ難しい

会社全体からの方針で、
人を異動させたいとの上からの依頼。


一方現場としてみると、
どう考えても、そういう移動は、
よくないと判断されるときがある。


もちろん、人事については、
成功失敗は、やってみなければ、
厳密にはわからない。


だから、もめれば最後は
上からすれば、
「とにかくいいから、いわれたとおり
 してみろ」
ということになるだろう。


こういうことが起こったとき、
どういう風にすればいいか。


ひとつは、
上の方の考えを下のものは、真剣に
聴くこと。

上だって、同じ組織のものだ。
悪くしようとして言っていることは
絶対にない。
必ずよくしようとしていっている。
その真意を理解せねばならない。


一方、
上は、現場を自分の目でみなければならない。
今現場が本当にどうなっているのか。
それを同じように理解して頂いて、
その上で、やはりそれは必要なのか?
を判断してほしい。


本当の問題は、現場をみなければ、
わからない。
紙の上の報告は、理解のためのヒントであり、
「本物の理解」は
現場まで降りていかなければ、
判断できない。



「どこがわるかったのかを見つける仕組み」
は、それなりに作れるのだが、
問題は、「みつけること」ではない。


「見つけた問題をどう対処するか?」だ。


難しい。


難しいとき、やることは、
その現場、その人、そのときの気持ち
を自分の目でみて、共有しようと
することが最初の一歩だ。


そのことに対して、絶対に、
「面倒だ」という態度をみせてはならない。


「現場まで降りる」
これを忘れた上は、
徐々に、力を失うと思う。



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と、以上、難しい問題に
あたっているので、芯の部分だけ、
自分自身に対して・・・




<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080407
<目に入ったニュース>




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