意識の持ち方の違い

昨日ちょっとブログに追記したが、
今日は職場のボーリング大会だった。
75名参加。


今回は、大変自分としては、
ボーリング自体が
面白かったので、それを書いておこう。


スコアは、2回やって、
128、146。
自分としてはまずまずだ。
(ちなみに75人中、15位)


しかし、最初の出だしボロボロで、
4回目くらいまでスペアも取れないし、
真ん中にすら行かない状況だったので、
そこから、盛り上げられたのが、
大変よかった。
ちなみに2回目は、1ゲームの10回中、
スペアでなかったのが、スプリットに
なってしまった2回と、最後
力んだ10投目のみ。
その最後の10投目で
ミスらなければ150いっていた。
おしい。



ちなみに、
過去のこのブログをみてみると、
2006年10月6日にやはり
ボーリングをやっていて、
そのときのスコアが
131、141。


実力的には、ほとんど変わっていない
みたいに見える。


しかし、前回と今回では、自分の
内面におけるボーリングのやり方
が全く違った。


前回は、レーンにたったとき、
レーンの手前側の床にある
▲のしるし、これをうまく利用して
点数とれないかなあ、
とやってみていた。
それなりの点数はとれたのだが、
投げる感覚としては、
「ボールがリリースする瞬間、
 手先のみでなんとかボールの方向を調整する」
といった感じで、なんとも
体の感覚として、
「体の使い心地の悪さ」
を感じた。



で、今回なのだが、
今回は最初からそういう▲のしるしをみたりする
のは、もうやめよう、投げてて気持ちよくやろう、
とだけ考えた。


・・と・・・考えたのだが、やってみると、
ぼろぼろ・・・上述のとおり、
最初の3回くらいは、
まったくきちんと投げれない。
・・・ひどいスコア、これでは100いかないかも・・・
(そしたら、ちょっと恥ずかしい)


なんて状況で、いつもならここで
「以前のやり方に戻す」
ところなのだが、今日は違った。


実は、自分のレーンは4人でやったのだが、
4人が4人ともボロボロだったのだ。
最初の3回終わったところで、
既に「団体戦」として争う権利は、
ほぼ100%なくなった状況。
既に「消化試合」であり、個人の
楽しみでやればいい状況になっていた。


「今日は、もう点数追うのはやめていいだろう」


そんな気持ちになった。なので
「気持ちよく、美しく投げよう」
で、いいやとしてしまった。


でも、自分はプロみたいなフォームで
投げれるわけでも無いので、
とりあえず、投げる前
レーンに立っているとき、
視線を狙うピンにまっすぐにし、
そこだけを注視。
この姿勢において、
「もっともぴたっとした立ち姿」
をすることに集中した。
だから、毎回毎回5秒〜10秒くらい
じっととまってから投げるようになっていたと
思う。
(すごく集中したので、どれくらいの時間か
 あまり感覚は無いのだが)


そうしたところ、投げる毎に
コントロールが改善していった。
当然スペアが取れる。
不思議とストライクが一度も
でなかったのだが、
面白いようにスペアがとれた。
で、
気持ち的にもすごく楽しくなった。
(もう1回やっていたら、
 少なくとも150は間違いなく超えられる
 自信みたいなものまで感じた)


ああ・・・これ、気持ちいい・・・


ということで、2年前と同じようなスコアだが
2年前よりずっと楽しかった。


「精神集中」
というのは、真剣に意識してみると
ずいぶん体の動作というのは、
違ってくるものなのだな、
と納得できた。


ゲームとその後の飲食も楽しかったが、
今日は、この感覚が得られたことが
なんともいい感じだった。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070703
<目に入ったニュース>
出張中。


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