学校の勉強とつめの長さ

子供が高校受験なのだが、
試験の点数が思うようにいかず・・・
の状況。
自分も単身赴任になるゆえ、
心配なのだが、こればっかりは
本人のがんばりに期待するしかない。


ちなみに、現状の本人の
成績が悪いのは、
頭の出来云々も、もちろんあるのだが、
それ以上に日々の取組みの問題。


テレビ番組とか、
おしゃれだとか(女の子なので仕方なかろうが)
そういう「楽しいこと」
の方への興味を超えて、
「本当に本気」
というところに持っていけていない。


で、これは「頭の出来」
以上に本人の資質によるものと
思う。


学校の勉強は、
答えがわかっているものなのだから、
いってみれば、
・如何に真剣にやったか。
・如何に時間をかけたか
にて8割方は決まる。
もちろん、
「すごく頭よくて、やらなくてもできてしまう」
「すごく頭悪くて、いくらやってもできない」
という方がいるのはわかるが、
うちの子は特に
どっちというものでもないと思う。


だから、
「やればいい」
のだが、それが難しいのだろうな。


学校の勉強って、
「ひとりきりでがんばれる資質」
「1つの目標のために、他を押し殺すことができる資質」
といったものを獲得するための
修行みたいに、とらえることもできると
思うのだが、
今のうちの子に足りないのは
こういったところだ。


自分としては、(親目線でみてみると)
それがみてとれるので、
「自分の部屋は”質素に”片付けろ」
「身の回りについても、できるだけ
 気を回さなくていいようにしたほうがいい」
(ようするに、そういうことに頭のパワー
 をつかうのは、今はあとまわしにしろ、
 部屋の状況とか、髪の毛とか、つめとか、できるだけ
 シンプルにしとけばいい)


そういうのを一言でまとめて、
「だから、つめきれよ」
と言うのだが、
(本人はつめを伸ばすのが好きで、
 それを気にするのも好きであることが
  みてとれるから)



「なんでつめの長さが成績に関係するの?
 好きにさせてよ」


という言葉が返ってくる。


でも、毎日毎日、
「つめの長さは成績に関係するよ」
「つめ伸ばしているうちは
 いい点数とれないと思うよ」


と、もう一言、うるさがられることを
そうだと、わかっていて、
いっている。


しかし、毎日いっているが、
毎日相変わらずで、
「つめの長さなんて、成績に関係ないから」
とのこと。


たしかに、論理的に考えれば
つめの長さは成績に関係しない。


でも、本質は、
「なぜ、そんな当然わかっていることを
 毎日言ってくるのだろう」
ということに、本人の考えが
至らないところなのだ。


そういう考え・態度が出来ないうちは、
「成績が上がるような性格・生活態度」
にはいきつかないだろうな・・・。


それでも、応援はしたいので、
今日も明日も続けて言っていこう。
「つめ伸ばしていると、成績あがらないよ」
と。




<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070917
<目に入ったニュース>
イチロー、200安打 一気に3安打で達成
 【カンザスシティー(米ミズーリ州)17日共同】米大リーグ、マリナーズイチロー外野手(34)=本名鈴木一朗=が17日、カンザスシティーのカウフマン・スタジアムで行われたロイヤルズ戦で3安打を放ち、大リーグ記録に並ぶ8年連続200安打を達成した。
 この記録は1894年から1901年にウイリー・キーラー(オリオールズなど)がマークしたが、近代野球とされる1900年以降では初。
 今季200安打まであと「3」としていたイチローは、3回の第2打席で二塁打、5回の第3打席で三塁内野安打、8回の第4打席で遊撃内野安打を放ち大台に乗せた。イチローは今季、序盤こそ打率2割台と出遅れたが、7月中旬のオールスター戦以降は、1試合平均1・4本以上とペースを上げ、151試合目で達成した。
 イチローは、マリナーズに移籍した2001年から毎年200安打以上を記録し、04年には262安打の大リーグ最多記録をマークした。
[ 共同通信社 2008年9月18日 11:47 ]
(野球のことを考えるため、
 昼飯をすべてカレーにしてしまうとかいう
  イチローの考え方の、ほんのちょっとでも
   うちの子も理解してくれればいいなと思うのだが)


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