納豆はしょうゆかけて、カラシを入れて
よく練って食べる。これで十分おいしい。
ここでのポイントは”よく練る”ことで、
かの美食家、魯山人も
「納豆は練れば練るほど美味い」
といっている。これは実は科学的にも証明されていて、
練ってでる糸のなかには
人間にとって身体にいい酵素がたくさん
入っているそうだ。
確かにあのねりまくって糸がふんわりする
くらいにして食すのは、最高にうまいのだ。
さて、そういう風においしい食材だから、
他にもいろいろな食べ方でおいしい。
まず、自分の一番のお勧めは佃煮のり(要するに桃屋ののりね!)
しょうゆの代りにこれであえてたべるのだ。最高!
ご飯がすすむくんになってしまうこと間違いなしだ。
納豆のみでたべるのもおつだ。
そのときは塩コショウがいい。
コショウはブラックペッパー、できれば
実からごりごり削ってでてくるやつだと最高だ。
実は、これは自分の子供が小学校2,3年生の
ときにはまった。
「パパコショウかけて〜」
とよくせがまれた。
「かけすぎると辛くてたべられないけど、
うまくかけるととってもおいしいからかけてほしい」
ということなのだ。
子供でもはまるくらいだから、おすすめだ。
他にもいろいろ試してみた。
しょうゆにちょっと
ごま油をいれるのもおいしい。
ゴマの香りがたまらない。
ラー油も自分はすきだが、好き嫌いがわかれるだろう。
あと、パンではさんで食べようと思ったときは、
マヨネーズであえた。
おいしいのだが、見た目は最悪だ。
白く糸が、あのマヨネーズのつやつやになると
なんとなく不気味だ。
パンではさんでも、食べて糸引いたとき、
あまり美しくない図になってしまう。
でも、味はいける。
そのほかカレーとか、とんかつにはいっているとかは、
主役が納豆ではないので、まあまあといったところ。
この種でおいしかったのは、水戸駅の駅そばにある、
(昔はあったのだが、今もあるだろうか・・・)
「けんちん納豆そば」だ。
けんちんそばに納豆が浮いているのだ。
うまい。
ただし、そばといっしょに食べれるのは
ある程度で、半分くらいは汁飲むときに
いっしょにすすることになる。
これは、おそらく納豆嫌いな人には、
地獄絵だろう。
ずずずずずずずずずずずずっずずずずずず
と納豆入り汁をすするのは至福なのだが、
けして上品でない・・・・。
でもおすすめだ。
納豆のことで書き始めると、いろいろ
あってとまらない。
最後にあと一個紹介。
正月は自分はお餅をかならず納豆
で食べる。
外側がカリカリになるように焼いたお餅の
端っこに小さなスプーンまたは箸でちょこっと
納豆を乗せる。
そしてその納豆が乗っかっているお餅の部分を
ぱくっとかぶりつく。
最高・・・最高なのだ・・。
他にも山芋やオクラなど
ねばねば系のあわせ技、
漬物とのあわせ技などいろいろあるのだが、
これくらいとする。
PS
明日は納豆その3(最終回)です。