演奏する方としては、よくある選曲だ。何事も学ぶことは真似からだ。自分が好きなギタリストや作曲家の曲をコピーして、それを自分なりに人前で弾く。しかし、このごろは弾く方のレベルも相当上がっていると思う。中川イサト氏のコピーなんかが、その楽曲の親しみやすさから多いが(でも実は表現までコピーするのは難しい)いまや、前述のとおり押尾コータロー氏、岸辺眞明氏まで結構コピーされる。アレックスデグラッシや、トミーエマニュエルまでコピーされる方もいる。技術的にすごい。こういった演奏は、同じギター弾きとしては、率直に演奏者の気持ちが理解できる。でも、こういった曲をお互いわかりあえるというのは、ある意味相当ヲタク的ではあると思う。だから、演奏終了後の話まで、濃い話が楽しめるのだ。