初クラスタ

実は、1ヶ月前の8月の第3日曜日にも、自分はギターを持たずに「まずは、どんなことやっているのか、みてみたい」と思い、このクラスタに演奏を聴きにきた。第3日曜日がフリーコンサートデーなのだ。
カウンターの一番はじっこ、入り口の近くの席に座り、
「こんばんは」
と一言。すると、初対面のマスター、開口一番
「今日は弾かないんですか?」
といきなりお声を掛けていただいた。
自分 
「えっ、いや、今日は観にきただけなので…・(初対面なのにそんな・・・)」
マスター
「ギター弾かれるんでしょ?」
自分  
「え、ええ・・まあ…でも…」
マスター
「じゃあぜひ!」

などというやり取りがあったのだが、心の準備もなにもあったものでなく、とりあえず
「今日は聴くだけに来ましたので…」
と固辞してしまった・・・・。
内心では、もし弾いたらどういう演奏ができるのだろう・・・と自分自身に興味がわいてきたのも自覚していた。でも、まだどんな演奏がなされるのかも聴いてないため、みんながプロみないなレベルだったら、どうしよう、などということが頭にあった。  

さて、まず聴くのみだったわけだが、まずもっての感想として「みんなほんとに楽しそう!」。  
もちろん、みんなアマチュアなのだが、みんな一生懸命練習してきているのがよくわかった。そして、すごく上手な方もいたが、自分と同じくらい(に思える)レベルの方もいた。・・・・やれそう。
内容は、クラシックあり、ラグタイムあり、オープンチューニングあり、ボサノバあり、よくぞこんなに濃くて、かつバラエティにとんだ面子なんだろう、と笑ってしまった。

そして、演奏終わった後の、演奏談義。
お客さんは20人くらいだったが、ほとんどが「自分も演奏している」方であり、まあ、いってみれば、素の自分を演奏で披露しあったばかりなので、自分の趣味に合う人も自然とわかるし、これがまた、楽しそうだった。
自分も演奏していたら、もっと楽しい会話ができるだろう。
決めた!  来月は出よう! 帰ってからすぐにマスターに来月の予約をメールした。