品物を選ぶ目

自分はあまりおしゃれには
興味がないし、ある意味
買い物で手に入れるものは、
「安くて使えればいい」
という選択基準。


しかし、歳を取ってくるに従い、
見た目も気にするし、品質や
使い心地など、選択がうるさく
なってきた気がする。
どうしてか考えてみた。


(1)今までの経験があるから。
使いやすかった、使いにくかった、
似合っている、いない、
という経験は歳を経るほど増える。


(2)最後の選択かもしれないから
家具とかは、ひょっとすると
「死ぬまで使う」品物になるかもしれない。
そう考えたら、真剣に選ぶようになった。


(3)ちょっとだけだが、経済的余裕もできた。
若い時は、金銭の余裕はなかった。


でも、今考えてみると、
「若い時の自分」
は、その時だけのもの。
そうすると、上記の(3)以外は、
もっともっと若い時から
気を付けるべき項目だったかな、
と思う。


と、ここまで書いてきて、
いやいや、本当の理由はそうじゃない、
と思い返した。


若い時は、そういう理由で、
無頓着だったのではない。


「もっと大事と思えること」
がたくさんあったのだ。


買い物とかで気を使うより、
大事に思えることがあった。


で、気にしないための簡単な方法が、
「安いものにすること」だったのだ。


ということは、昔より
今の方が、大事と思えることが
少なくなった、ともいえる。


途中端折ってしまった
「若い時大事と思えてたこと」
だが、それは、
「自分の可能性」。


歳とったので、大体自分の範囲が
みえてきたので、買い物の選別まで
気が回るようになった・・・。


いやいや・・・


まだまだ老け込む歳ではない。


自分の可能性は、まだまだあるはず。
頑張ろう。


<過去の今日>
「単音メロディーのみで聴かせられるか」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140202
「原因を考えてみる(神奈川マラソンDNF)」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130202


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