2014小浜湯・YOUマラソンの結果

最初に結果から。
1時間52分11秒。
ここ数年で一番悪い結果だが、
それは走れていないのだから当然だ。
自分としては、
 ・完走できた。(歩かなかった。)
 ・致命的に痛くなる場所がなかった。
 ・貴重な経験と思えた。
ということで、楽しいレースになった。


以下、殴り書きでもいいので、
とにかくレース記録を残しておこうと思う。


朝5:30起床。6:00寮を出発。
浦上駅6:31で諫早へ。
で、諫早7:10の島鉄バスへ。
混むのかな、と思っていたが、全然で、
すごく快適だった。


バスの中でレースプランを
あれこれ考える。
といっても、
これだけ練習不足なので、
「如何に生き残るか」といった
プランになりがち。


バスはお約束の渋滞となり8:30着。
(7:10発。50分の予定だから8:00着が30分遅れ)
以前きたときは、バス停の目の前が広場が
大会会場だったが、
今回から変わったとのこと。
ずっと奥の体育館が会場になっていた。


これは今回この後雨だったので大正解。
大会役員の方の英断に拍手。


さて、その後着替えをして、10:00スタート。
スタート直前に雨がぱらぱらと
降ってきた。
しかし、自分は雨のレースは寒くなければ
結構すきなので、この点は問題なし。
とりあえず、不安だが、開き直っての
スタートとなった。
ちなみに、ほとんど最前列近いところに
場所が取れてしまった。


都会のレースと違って、結構
みなさんのんびりなのだ。


で、スタートしてのタイムだが、
500mくらいしてGPS時計をみると、
なんと4分41秒。
速い!
しかし、自分としては、それほど
急いでいる気はしない。


しかしわかっている。
これは「レースの興奮によるもの」だ。
程なく落ち着くはず、
と思っていたが、そんなことをせずとも
タイムは落ちてしまった。


なんと、右足の靴ひもがほどけている。
2重縛りをしたのに、それでも
ほどけることはあるのだな、
と快調なペースを崩すのを残念に思いながら、
道端によって靴ひもを結びなおした。


で、再スタートを切ってみると、
なんと、すでに息が上がり始めている。


あ・・・やっぱり「レース興奮」
してたのだな、と納得。
早めに修正できたのをよしとしよう。


さて、そこからだが、
いつものレースのように、練習を
しっかりしていて、自分のペースが
自分の体調から決められればいいのだが、
今回は練習不足でそれはできない。
そこで、
「ちょっとだけ苦しいと思うペース」
で走ってみる。
一番調子がいいときだと、
キロ4分50秒くらいの感覚なのだが、
そう思ってGPS時計をみるとキロ5分5秒くらい。
まあ、練習不足だから、そうだろうな、と納得。
というか、自分としては、十分満足。上出来だ。


しかし、
「これで最後まで持つのだろうか」
という一抹の不安はもちろん持っていた。
いろいろ考えたのだが、
「遅くした方が筋肉への負担は増しそう」
と感じたので、
「無理をしない範囲で
 身体の動き、勢いを殺さないように」
というコンセプトで走ることにした。
足をまっすぐ着地した際、
腰が乗り込むのをできるだけ邪魔せず、
その反動ですすむようなイメージ。


これが最初の5km。
次の5kmは、いつもなら
一番気持ちよく走れるところだが、
今回はそうではない。
ずっと「ちょっとくるしい」
状況が続いている。
練習不足って、こういうことなのだろうな、
と思いながら走る。


くるしいのは苦しいが、
あと1時間も走ればいいんだ。何とかなる。
と自分に言い聞かせながら走るような
状況だった。


8kmくらいから10kmの折り返しは
かなりアップダウンがガッツリ。
いつもの自分なら、得意なところだが、
今回はきつかった。


結局キロ6分30秒くらいまで、登りの
タイムが落ちてしまう状況となった。
しかし、これはしょうがない。
とにかく耐えるのみ。


で、折り返しから、大きなアップダウンの
最後のアップのところで、
ジェルをとった。息は上がっているが、
スピードが落ちているので、飲みやすい。


すると、ここから体調は戻って、
キロ5分台前半に復帰。
落ちてきた周りの方をどんどん
抜きに入った。(気持ちよかった)


これ、ひょっとして行けるんじゃないか、
と思ったのだが甘かった。


16.5kmが今回の自分の限界。


あと3.5kmというところで、
まず右足のふくらはぎ。
そして、左内腿、右ハムストリングス
と相次いで攣りかける状況となってしまった。


ただ、これまでの経験で、
「あ、これはこのままだと攣る」
とわかるので、少しずつスピードを
ゆるめてやり過ごしながら走った。


残り3.5kmからキロ6分くらいに。
残り2.8kmからキロ6分30秒くらいに。
残り2.0kmからキロ7分台に。
という状況。
そして最後は、完全に、「スロージョグ状態」
になってしまった。


なるほど、これが
「足ができていない状態」
なのだ、と納得した。


思えば、この状態は自分はマラソンの40km過ぎに
経験していたものだ。
ここで、無理して自爆したのが、勝田マラソンだった。
(その後、ひざを痛めて・・・となる)


今回は、そもそもタイムもなにも
追っていない。
冷静にスピードを緩めて、
けがをしないことを優先だ。。


以上、いろいろ経験になったなあ、
と思いながら、ゴール。


これから、もう一度、脚のメンテをして
また、脚を作り直そう。
それにしても、自分はハーフマラソンくらいが
一番楽しく感じる。
今度もハーフを探してみよう。


さて、以上ゴールしてからは、
雨が急にすごいことになり、
体育館から傘をさして、
軽食、温泉ということになった。
雨じゃかなったら、
もっといろいろ買い物して、食事もして
お金使いたかった。
大会関係者への恩返しみたいなのは、
こういうところが一番だとうと思うのだが、
どうにもならないくらいの雨だった。
(この点申し訳なし)


そしてお楽しみの抽選会
(なにも当たらなかったが)と
楽しい時間だった。


小浜湯・YOUマラソン最高。
大会関係者の方に深く熱く御礼申し上げます。
また来年、都合がつけば、必ず走りに来ます。


<去年の今日>
「説得力のある推察」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20131130

<目に入ったニュース>

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