今日のトレランは最悪の調子から

今日もトレイルへ


昨日のブログのとおり、
昨日はルナサンダルでとても気持ちよく走れた。


そこで今日は、同じコースを
カスケイド9、で走ることにした。
カスケイドは、奥久慈で使ったシューズ。
長距離用でしっかりした防護があり、
グリップ性も高い。
あわよくば(調子よければ)スピードを
あげてみるのもよいかな、と思ったもの。


しかし・・・調子は最悪。
走り始めてみると、昨日と打って変わって
全くダメ。
左右の足をちょっと引き上げる、という
昨日うまくいった意識が全く用をなさない。


(1)シューズ自体がサンダルに比べると重い
(2)シューズのドロップが結構ある(つまりかかとが高い)ので、
  かかとが引っかかる感覚があり、気持ち悪い。
(3)それを避けようと、足首を伸ばして
  あげる足のかかとを上げ気味に
  (つまり、つま先を下げ気味に)したのだが、
  着地で無駄にひざにストレスがかってしまう。
(4)その結果、ひざにいつもの痛みが再発


昨日の疲れがあって、身体が
まだランニングになじんでいないのではないか。
だから、もう少し走れば復活しないかな・・・・。


などと、希望的観測を無理やり持って走ったが、
結局、前半の5km、天園茶屋のところまで
その調子の悪いままだった。


今日は、ここで引き返すか・・・・


ここからは、急な下り、そのあとの
ロードランを経ての急な登りとなる
ちょっと厳しいところだ。


と思ったのだが、このまま引き返してしまうと、
「自分はドロップが通常のシューズは使えない」
とか、
「二日連続でトレイルは自分は無理」
とか、マイナスの感想だけが残る状況
だったので、それはよくない、とにかく
なんでもいいから前向きなことを探そう、
と思い直し、いつものコースを継続することとした。


そしてそれは吉だった。


急坂登りでの歩き。
ここは、歩きなので
「あげる足のつま先をあげ気味に」
したのだが、そうしたところ、
「あれ・・・、つま先あげたのに、
 踵着地ではない、柔らかさがある。
 それに、楽になった気がする」
と思った。


つま先をあげれば、当然ながら、
踵着地になるはずだが、踵着地の
強いショックがなく、柔らかい着地となっている。
(と、脚が感じる)
理由は、なんことはない、
「つま先をあげたとき、ひざも曲げている」
ということだった。
その結果、ひざを曲げた分、
かかとが上がって、
つま先の上がり分を相殺している。
結果、つま先をあげながらも、踵着地に
ならない。
「足首とひざの両方が曲がって、足裏が
 地面に水平近い状況を保つ」
という状況。


・・・これを走りでもやれば、ショックが少ない走り
になるのでは・・・


そう思い、天園へ、そしていっしんどうへ、
と戻るトレイルでそれを試したら、
ばっちりだった。


ゼロドロップでなくとも、
その分、着地時のひざの曲がりを少しふやせば、
かかと着地にはならない。
そしてショックが減る。


そして、ひざの曲がりを増やすためには、
(1)着地点をなるべく後ろにする。
という意識がその助けになることが分かった。


これなら、ひざにも来ないし、
サンダルでの走りに近い感覚で走れる!


そういえば、ベアフットランニングの本に、
「着地する前に足を引き上げる」
と書いてあって、まったく理解
できなかったが、これは、
「着地する前に、ちょっとだけ膝を曲げる」
という意味なのかもしれない。
それなら理解できる。


ちなみに、前半はどうなることか、
と思ったタイムだが、結局
昨日とまったく同じ2時間4分。
ひざも後半は大丈夫。


ということで、前半、どうなることか、
と思ってしまったが、後半1つの気づきから
とても有意義なランニングとなった。
よかった。


<去年の今日>
「仕事仲間に感謝」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130803

<目に入ったニュース>

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