テバスフィア ラリー 使用感想

いつもの、いっしんどう広場から天園から、
獅子舞の谷、瑞泉寺、そしていっしんどうへ
帰るトレランコースを走ってきた。
シューズは昨日記載のとおり、
テバスフィア・ラリーの初使用。


走り始めはゆっくりジョグ。
「極々ふつうのシューズ」と感じる。
自分はトレイルではゼロドロップのローンピークを
使って、フォアフット気味の着地で走る用に
なっているので、ラリーの特徴のあるかかと部
をあまり使わないためそう思うのかもしれない。


そのうち、身体があったまってきたので、
わざと、「あからさまなかかと着地」
をやってみる。
すると、かかとが低くて、中足部に高さが
あるので、極端なヒールストライクは、
やりにくくてできない。
なるほど。
この結果で、「転がるような」
という感想が出されるような
走りになるのだなと納得。


で、一番これまでのシューズとの違いを
感じたのは、獅子舞の谷の急な下りに
なってから。
急な下りでは、どうしてもかかとからの
着地になるようなところがでてくるが、
その際、球面のかかとが邪魔をしない。
かかとのヘリが斜面に触ることで、
ブレーキが始まるが、ラリーのかかとは
球面で生足のかかとに近いことから、
このかかとでの接地は、
パイロット的な役割となり、変な
感覚が生じない。
実際のブレーキはその後設置する
中足部から前足部でしっかりなされる。
この感覚が自分としてはいい感じ。


この坂道を経てから、テバスフィアへの
具体的なイメージは大体つかめた気になった。
他のシューズが、足の親指、小指と
かかとの外側、内側の4輪のイメージとすると、
テバスフィアは、親指小指の前2輪に対し、
後ろがかかとの中央1点のみの3輪のイメージ。
足の裏を左右に傾けやすい。
しかし、あまりにそれが過ぎると、
足をひねりやすくなってしまうと思われ、
それを防ぐのがポットアーチという
土踏まず部の両側のガイドのような部分なのだろう。


ということで、なかなか面白い
履き心地だった。


で、いいところばかりか、というと
そうではなくて、気になったところもあるので、
それも記載する。


一つはロードの走り心地。
自分の走りでは、パコパコパコパコと
いった音がしてしまった。
これは、前足部が外側に堅めの
ラバーがあるようで、それの音。
足音が大きいのは気に入らない。
実際、下手な走り方になっていると思う。
ちなみに、スピードを上げると音はしなくなる。
どうしたものか・・・といろいろ試したら、
かかと着地で走ったら、音が小さくなり、
かつ、とても快適な感じになった。
なるほど・・・。
このシューズの売りは「かかと着地は悪くない」
であったな、と妙に納得。
さらに、その「かかと着地」の走りだと、
自分が大の苦手だった「ロードでの下り」が
とても快適になった。
・・・自分が下り苦手というのは、
   ひょっとして、着地の癖(フォアフット気味)
    が原因なのか・・・
この点は、「シューズの気になったところ」
というより、自分の走りについて気になったところ
といった方がいいのかもしれない。
しかし、かかと着地を意識して実施していくのは
自分としては気が引ける。
この点は、しばらくいろいろ実験してみようと思う。


もう1つ、気になったのが、シューズの幅。
これが結構狭めに感じた。
縦方向は、26.5cmなのに、
他の27cmのシューズより大きいくらいなのに、、
幅方向は、(テバスフィアスピードよりは広めにみえたが)
狭く感じた。
よって、今日は13kmくらいの距離だったが、
最後の方で、右足の土踏まずくらいが円周方向に、
窮屈さ(しばらくすると痛さに変わりそうな感じ)
を感じてしまった。
これは履きならしていくことで、
改善していくことを期待するが、、
もし改善されなければ、距離が長くなれば(20km超とか)
だと、使いにくさを感じてしまいそう。
そうならないことを祈って、使っていこうと思う。
(幅広サイズとかないのだろうか。)


以上。
結論としては、面白いシューズであり、
じっくり履きならしていこうと思う。
で、主にトレイル用として使っていくつもり。


<去年の今日>
「出張そして土曜出勤」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130201

<目に入ったニュース>

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