LED LENSER SEO5購入

ヘッドライトを買った。
トレラン、登山用。
現在山に行くのは、
「できる限り早朝に出発し、できる限り午前中で終わらす」
という気持ちでやっているので、
ヘッドライトを使う機会はほぼない。
しかしながら、奥久慈のレースでは
携帯がルールとなっている。


「安いのをもっていけばいいや」
というのが、第一に思ったことで、
まずハンドライトは100円ショップで
適当に選んだ。
ただし、これは予備用。
メインはやはり両手が使えるように
ヘッドライトを購入せねばならない。


で、ヘッドライトをここ一週間ほど
物色していたのだが、まず不思議だったのが
値段帯の幅広さ。
1000円台から10000円を超えるものまで
実にさまざま。


しかし、「それらが同じところに並んでいる」
ということは、「理解できる差がある」
ということに他ならない。
最初にいったときは、いくつかメモをとって
自宅に帰りインターネットへ。


なるほど。ルーメンという光量の大きさで
値段はずいぶん違うということが分かった。
がっつり走るなら200ルーメン。
そこそこなら100ルーメン。
登りの歩きなら50ルーメンでも十分そうだ。
あとは、スポットとワイドがあるが、
山歩きでは、ある程度ワイドでないと
使いにくそうだ、


等々、にわか勉強でかしこくなる。


しかし、そのように詳しくなったところで、もう一度
冷静になるように努める。
「ほとんど夜走らない自分に必要あるのか」
結論。「あまり高いのは必要ないだろう」


そして、街に再度物色に。
性能では、PETZLとかがすごいが
お値段もすごいのでパス。
お値打ちかな、と思ったのがGENTOS
というメーカーで3000円から5000円くらいで
200ルーメンクラスが並んでいる。
これかな・・・と思ったのだが、
手にしてみるとごつい。200g超。


「・・・そうだった。自分は使うかどうかも
  わからないし、こんなごついのいらないな」
と思い始めてしまい、
「レースのルールのためと割り切って
  安くて光量が小さいもので、夜走るのはやめよう」
と割り切ることに傾きかけた。


ここで、今一度じっくりヘッドライトを
しみじみみたのだが、改めてみてみると、
自分の直感みたいなものが、
「これは、重要な道具だ」
と自分に言ってくる。


自分は「物欲」はものすごく小さいのだが、
「道具欲」は高い。
「使いにくい道具を得てしまい、
  結局使わずに持っているだけ」
という状況になることに、すごく大きな抵抗、
というか罪悪感みたいなものを感じてしまう。
なので、使うかどうかわからない道具では
100円ショップのように極端に安いか、
もしくは、納得したら、金額は二の次、
という極端な発想になってしまう。


という、
「使えるものを購入しないと、あとで
 悔やむな・・・」
という思いが生じた。


結局選んだのは、
LED LENSER SEO5という
トレラン用のもの。6000円くらい。
本当は3000円くらいを想定していたので
自分としては高いが、
「使えるもののため」と割り切った。


決め手はなにか、というと軽さ。
100gちょっとしかない。
持った瞬間、
「これなら相応な道具と思える」
と思ったもの。


使うことはそう多くないと思うが、
自分としては、ベストの選択であった、
と信じるもの。


以上で、装備としての準備はそろった気がする。
あと1週間。


<去年の今日>
「ギターも調子いい」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130524

<目に入ったニュース>

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