ランニングシューズの使い方、一歩前進

昨日のアルトラシューズ ザ・ワンへの
取組の続き。


先週のお台場30kmレースでは最後の数kmで
足の甲が痛み出して、その結果、足裏、
ならびに足外側の痛みに繋がって苦しんだ。
(このときのシューズはkinvara3)


この足の甲と裏の痛みは、
原因はもちろん疲れだが、いろいろ考えてみると
やっかいなものだったりする。


というのは、足の裏の疲れは、
昨日も記載したが、シューズの中で
着地時に足がわずかでも動き出すと
発生してしまうものと思われる。


では、そうならないように
どうするか、というと
靴ひもをきつめに結ぶということになる。


その結果シューズの中で足は
動かない状況にはできる。
しかしながら、今度は足の甲が
靴ひもで締めつけられることから
痛みだしてしまう。


すなわち、足の裏と甲の痛みは
それぞれが靴ひもの強弱による
コインの裏表のような状況だ。
つまり、靴ひもをゆるくすると、足裏の痛み、
強くすると、甲の痛み。
どっちをとりますか、ということ。


もちろん、どっちもとりなくない・・・。


なので、靴ひもは
「足にぴったりシューズが張り付くように、
 でも、締めすぎないように・・・」
と難しい調整になってしまう。


で、実はこの状況は、
自分がアルトラのウィークポイントと
思っていたところ、そのものズバリだったりする。


アルトラは、前足部の
シューボックスが広いところが大変
気持ちいい。
従い、靴ひもはどっちかというと
ルーズにしたほうがよい。
しかしながら、そうしてしまうと、
足が靴の中で動きやすくなってしまう。
特にアルトラはその「前広がり」の形状
ゆえ、その傾向が強い。


加えて、ザ・ワンはシューズのべろの部分が
なめし皮のような感触のものをつかっているため、
足の甲を締め付けによる痛みが
更に感じやすい。


ということで、
なんとかしないと、使えない。


昨日記載のように、腹筋に力を入れて
身体のブレを最小限にする努力が
効果的、というのは1つの解だったが、
それで、いきなり長距離走るのは無理。
(と昨日のブログにも書いた)


以上、なやんでいたのだが、
解決策がみつかった。


痛みを感じる足の甲、それは
比較的足の前の方なのだが、
この部分の靴ひもは結ばないように
バイパスしてしまう、というもの。


靴ひもは左右をクロスさせて締め込んでいくが、
これを2穴分、クロスさせず、上側へもってきてしまう。
すると、その部分は足の甲は紐による
圧力からはフリーとなる。
で、一番しっかりしてほしい、足首間際
のところをしっかり結ぶ。


これで走ってみると、ことのほか、グッド。
これほど走りやすくなるのか、と、ちょっと感動。


で、たまたま気づいたのだが、
この靴ひもの結び方は、なんとアルトラジャパンの
ホームページにテクニックの1つとして
載っていた!!!
もっと早く気づけよ、自分。


ということで、適応力として一歩前進。


ただ、それでも、ザ・ワンをフルマラソンにいきなりは
怖い気持ちはぬぐいきれない状況。
なので、30kmで使ったkinvara3で
この靴ひもの結びをやってみようと思う。


<去年の今日>
「万年筆を使うこと」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130121

<目に入ったニュース>

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