ひさびさじっくりギター 指先の違い

友人の方のブログで、
ギターの音色についての記載で
あるプロの方との次のやりとりを読んだ。

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「どうしてそんなにいい音が出せるんですか」
「爪に当たらないように弾いている。
実際には当たってしまうけれども。」
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実に自分としてはタイムリーな
内容だった。


自分の演奏で、爪をいろいろ
手入れして、結果として、
それはそれで悪くない音にはでくるのだが、
どうしても立ち上がりの一瞬に、
「ペチッ」という音が入る。
これが自分の好みでないのが、
ここしばらく気になっていたのだ。


あのプロの方もそういう感覚なのだろうか・・・
そう思いながら、
思い切って、爪を短く切った。


そうして、一段と自分の音色を気にしながら
じっくりギターを弾いた。
爪の長い短いでの
音色の感覚を自分なりに、
比較してみたかったのだ。


結論を一言でいうと、爪を短くすると
「やさしい音色」でも
「音の強弱は少しつけにくい」


爪は伸びていた方が、
音の強弱の表現はできる気がした。
爪は、指が弦に当たるポイントを
一点に集中できるゆえ、
「エネルギーの伝達効率」
という意味で有利なのだろうと思う。


また、「爪」というものがあるゆえの
音色というものもある。
特にブリッジ側の硬い音がでるところで、
少しヒステリックな感じの音
というのは、爪があるゆえだせる
音なのかもしれない。



一方、爪を短くしては、
その逆で、音色の強弱がこれまで
と違って、いまひとつ表現しきれないのだが、
音色そのものは、「ポーン」
というような感じで、実にやさしい感じになる。
今の自分にとっては、このような
「温かみのある音」
が好みだ。


それと、自分は爪としては、
薬指の爪の音は好きで、
中指の音が気に入らない・・・
という指毎の違いも悩みだったのだが、
この点はもちろんなくなった。


しばらくこの音をおってみようかと
思う。


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080328
<目に入ったニュース>
テレビで、
「高速道路の混雑は予想ほどではなかった」
というようなニュースをやっていた。
「どこまで乗っても1000円」
ということで、すごい渋滞が・・・という予想も
あったとのことで、「案外拍子抜け」
とのトーンであった。


なにをいっている・・・・


ETCが買いたくても買えなかった人が
たくさんいる。
「何百人待ち」なんて人もいるのだ。
こういう人は、
「買えてさえいれば1000円なのに、
 買えていないから、倍以上」
というようなシチュエーションでは、
絶対高速に乗らないだろう。


そういう人がきっと多いに違いない。


そう・・・


自分がそうなのだ。


ETC、早く手に入れたい。

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