アヌアヌエのナイロン弦ギターを購入してから
1か月が過ぎた。
それなりに弾いたところで、の感想を記す。
音質、音鳴りは満足。
弦長610㎜のトラベルギターサイズだが、
そういうギターにありがちな、
ペチペチした音色はなく、普通のギター
として十分な鳴り方をしている。
元々ウクレレメーカーとのことで、
設計が違うのだろうな、と思う。
ただ、一方において、音量の面では
弦長650㎜のギターに比べると小さい。
かつ、強く弾いたときの限界も低い。
自分の場合は特に2弦で
「強く弾いても音として反映されない」
という状況を感じる。
ただ、これを気付くのは右手に
フィンガーピックをつけて弾いた時のみ。
フィンガーピックをつけて弾くときは、
弦長650㎜mのギターの方が反応がよい、と感じる。
まあ、自分の爪で弾くときには、このようなことは
ないので、敢えて言えば、というところ。
音色については、音質としては満足、と
記載しているが、すごく魅力的か、というと
そこまですごいということはない。
つまり、「穴が無い」という感じ。
次に演奏性だが、これは高い。
弦長が610㎜、フレット幅48㎜というのは、
自分にとっては、本当に「ちょうどいい」もので、
まるで、自分の手が大きくなった気がする。
それと、ギターを抱える感じもちょうどいい感じ。
元々これくらいのギターが自分にいいサイズなのかな、
と思う。
ただ、純粋な弾きやすさでいうと、
フレット幅は48㎜がいいが、弦長は、
610㎜まで短くなくとも630㎜くらいが
いいのかな、という気もする。
というのは、サイレントギターが
650㎜、フレット幅48㎜だが、
弾きやすさの感覚としては、これでも
同じくらい弾きやすい、と感じる為。
以上が現状の概況。
あと低音域、高音域といったことは
改めて記載とする。