弟の結婚式

自分は男3兄弟の長男だが、
今日はその次男の結婚式。


自分とは2歳違いで、
自分が中学3年生の子供がいることを
思えば、「ずいぶん待っていたよ」
と声をかけたくなる結婚式だ。
ということで、弟は41歳での結婚式。


新婦も30台半ばを
過ぎた方だった。


とても落ち着いたいいカップルだ。


新婦は
イラストレーターを職としている方。
披露宴の席に配られた、
来席者紹介、料理紹介の
紙は、みごとなイラストで
まとめられていて、それが
手作りと聞いて、これは
すごいもんだ、と正直思った。
作風としては、
ほのぼのと、暖かい感じがなんとも
いい感じだ。
今日お集まりいただいた、
新婦のご両親、御親戚をみていても、
いい家庭に育ったのだな、とわかる。


こういうすてきな方と
どこで、知り合ったのかな、
と思っていたら、
実は2歳から小学校2年まで過ごした
茨城の磯原市で、お隣に住んでいた
女の子だった。


・・・・・
ということは・・・・
弟の記憶以上に自分の記憶に
あって然りなのだが、
自分は全く記憶にない。


自分はそのころ(自分にとっては小学校4年まで)
家にほとんどおらず、お日様がでていれば、
外を飛び回っているような子供だったのだ。
一方、
弟は、新婦のお父様が、
「縁側でよく本を読んでいたのを覚えているよ」
というくらいの本の虫であった。
で、弟は、その子のことを覚えていて、
再開後もスムーズにお付き合いが
続いたそうだ。


披露宴の方は、
お互いの親戚のみを呼んでのものだったが、
自分の両親はたしか、いずれも7人か8人の
兄弟姉妹の大家族であったので(しかも両方末っ子)
結構たくさんの方にきていただいた。
(ちなみに自分のいとこは全部で27人いる)
「出し物」もカラオケあり、手品あり、
ピアノの弾き語り(シャンソンですばらしかった)
あり、とっても楽しかった。


もちろん、
自分もギター演奏を一曲披露させていただいた。


1回しかないであろう、弟の結婚式だ。
上手とはいかなくても、
気持ちの入った演奏をしたい。
その気持ちで3ヶ月以上、いろいろ考えてきたが、
結果としては、いい演奏ができた。


曲はCan you celebrate?をワンバース、
その後ハナミズキへとつないだ。


ハナミズキは、
テーマを丁寧に弾く、「歌い上げる」ことを
主眼にした1番、2番は、若干崩し弾いて
終了とした。


本当は、それ以降、自在に(コードのみ追って)
インプロに近い演奏をして、
またテーマにもどって終了とする
つもりだったのであるが、


昨日のブログで書いたような経緯で、
自分の子供も
同じハナミズキをこのあと歌うことになった
ので、少し短めに切り上げた。


で、自分は、その子供の歌
(CDシングルのインスト版をかけてのカラオケ)
にあわせて、自分の歌心で、
自在にギターで、アドリブを重ねることをした。
(こういうの自分は得意)


もちろん、1番では全く何もいれず、2、3番のところで
徐々に盛り上げていくなど、自分なりに
考えながら。


とっても気持ちよかった。
子供の歌も手前味噌だがとても
上手だった。


演奏としては、もちろん
ミスもあったのだが、
そんなことは、どうでもいいや、
と思えるくらい、
「思いをこめた演奏」
はできた。



弟はこれから、新しい家庭を
築いていく。
今日一番、誰よりも喜んでいたのが親父とお袋だ。
今度は、
早くふたりに孫をみせて
くれればと思う。



おめでとう。




<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20071011
<目に入ったニュース>



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