夕食にて・・・

今日は福島県に出張。
打ち合わせ自体は、13時から15時だが、
移動時間がかかる。
結局、帰宅は21時くらいになってしまった。


帰ってみると、出張のときはいつもだが
家内が、自分が帰ってから調理をしてくれる。
あったかい料理が食べられるのはほんとうれしい。
家内に感謝。
しかも、今日は自分の大好物の餃子。
焼きたてをごはんでほおばる。
最高にうまい。
やっぱり餃子最高だ、
・・・・などと思いながら、
ふと、テレビのニュースが耳に入った。


「餃子を食べた家族入院。一人重態、○人重症」



げっ!!


思わず家内と顔を見合わせる。


「おまえらの、夕食も、餃子、か?」
「うん、2時間くらい前に・・・」
一応、パッケージをみて
「中国産の冷凍餃子でないこと」
を確認、ホッとした。


それから、その後テレビでそのニュース
は繰り返し流されていた。


ひどい事件だ。
しかし、考えれば考えるほど納得がいかない。


まず、
いくら農薬が原因といっても、
人が重態、重症になるほどの残留農薬というのは
相当のものだろう。
これは、ごく一部に、わざと、いたずらか何かで
いれられたものではないか?
と思った。


しかし、なんとこの食中毒は、
同時多発的に複数の場所で発生している。
すなわち、
工場で流通の前に汚染され、それが
ばら撒かれたものだ。


中国の工場ということ。
その中国の工場では、検査はなされないのだろうか・・・
その後日本の輸入業者は、検査しないのだろうか・・・
いや、そんなことよりも、何よりも、
『中国で食中毒第一報が、
 売り出した直後にあったはずでは?』
ということだ。
そして、それは即刻輸出先の日本にも
連絡されるべきではないのか?


そうなっていないことを考えると、、
『日本への輸出品のみが汚染された』
ということになるが、
そんなこと、あるだろうか・・・・


いずれにしろ、
とんでもない事態だ。


今後調査は進むだろうが、
自分の身は自分で守る、ということからすれば、
中国産のものは、ちょっと購入できない。
購入するとしても、
「汚染されていないことが、
 信用できるところでチェックされているもの」
でなければ、買えない。


おそらくこのニュースを見た人は
みんなそう思うと思う。


是非とも、このような事件は
原因、経緯の全容を示して欲しい。


そして、大好きな餃子が、
おいしく安く食べることが今後も
できることをお祈りしてしまう。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070130
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427
<目に入ったニュース>
・中国製ギョーザ:新たに38人被害 15都府県48人に 
(やはり・・・すごいことになっている・・・)
・中国製ギョーザ:被害連絡は年末29日 千葉市対応遅れる
(中国も国内も報告が遅れているだけなのか・・・)
天洋食品から輸入、ギョーザ以外の製品でも19社
中国製冷凍ギョーザを食べた人が中毒症状を訴えた問題で、厚生労働省は31日、問題のギョーザを製造した中国・河北省の食品輸出入集団天洋食品工場からギョーザ以外の製品を輸入している全国の19社を公表した。昨年1月から今月30日までに届け出があった約820件(約2500トン)分。厚労省は安全性が確認されるまで販売を中止するよう、自治体を通じ要請した。

 製品は煮た牛肉や豚肉、ソーセージなどが中心。輸入業者から食品会社に流通し、レストランや食卓に並んでいるとみられる。厚労省は「製品名などは判明次第、公表する」としている。

 19社は、天野食品(愛知県)、東海澱粉(静岡市)、ワントレーディング(大阪市)、インターグローバル(同)、KH通商(同)、タニインターナショナル(同)、豊田通商(同)、日佳食品(同)、西食産業(大阪府)、イメックス(同)、神戸物産(兵庫県)、ハイキクトレーディング(東京都港区)、ジャパンフード(同)、住金物産(同)、双日(同)、太洋物産(同)、シンポインターナショナル(東京都大田区)、日協食品(東京都中央区)、ジェイティフーズ(東京都品川区)。

><