試奏初め

今日は家人が東京で初売りということで
自分は御茶ノ水に繰り出して、
何本か、ギターの試奏をしてきた。


楽器屋での試奏は久しぶりだ。
以前は3ヶ月に1回くらいはしていたのだが、
メインギターがナイロン弦となり、
ヤマハのサイレントギターで
夜弾くスタイルが固まってしまってから
頻度が減っている。


だが、今回やってみて、やはり楽しい。
これからも時々弾こうと思う。


今回面白かったのは、
グレッグベネットという安いギター
米国設計、インドネシア製作とのこと。
2万円代でナイロン弦、カッタウェイスタイルだ。


同じように安いのは、
イバニーズが中国で作っているのもあって
こっちも弾いているが、こちらは、
やはりその”安さを感じてしまう音”
だなあ、と思ってしまっている。


このグレッグベネットのギターも
大体それと同じような感覚をもってしまった。
やはり安いギターゆえ仕方ないか・・・
と思う。
ただ、面白いのは、エレアコなのだが、
ピックアップがパッシブ(電池不要)タイプなのだ。
めんどくさがりの自分には、これはいい。
音は、TONEをマイナス側に振り切り近く
にしてやると、ぺちぺちした安っぽい感じ
が消えて、なかなかいい。


それと、これがこのブログにピックアップした
理由でもあるのだが、安いだけあって、個体差
が結構ある。
複数のお店で弾いたのだが、
そのうち1本「当たり」があった。
結構安っぽさがなく、素直に音が出てくれる。
「ガンガンもって歩きまくり、叩きまくり」
といったように使うのであれば、
当たりの1本を探して手に入れるにはちょうど
いいギターと思う。
やはり、安さは正義だ。


音質を追った20万以上のギターも
弾いてみた。
今回気に入ったのは、CAMPSと言うメーカーの
のFL-11Cというフラメンコギターだ。


フラメンコということで、
音の歯切れがいいのかというと、
思ったより、サスティーンがある。
それでいて、音の立ち上がりが速い。
また、上記の2万円代のギターと比べて
明らかに1,2弦の高音弦の鳴りがいい。
シープレスという材がサイド&バックに
使われているのだが、これが
ガチッとした感じで作られていて、
表板の振動と音の反射にいい感じになっている
みたいに感じる。
ピックアップからの音も素直で非常によかった。
自分としては、お財布の条件を度外視すれば
文句なく「買い」の1本だった。
(欲しい・・・)


いいのを1本弾いたので、
そのあと新宿に移動してK.yairiのCE-1とか、
ヤマハのフラメンコのカッタウェイとかも
弾いて、弾き比べしたかったのだが、
その後、家人と合流していろいろ・・・
となってしまった。


また今度、だな。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070102
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427
<目に入ったニュース>
今は、パス。あとで書くかも。

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