#55クラスタフリーコンサート

今回も楽しかった。
<感想>
NGTさん
前回は右手のタッピングを駆使した
曲が多かったが、
「今回はそれを封印して」
とのこと。
曲自体、きれいな曲ばかりで楽しめた。
二日前に風邪が治ったあとに
急遽作った曲や、ラグタイム風の曲など、
面白かった。次も楽しみだ。


TKHS−Rさん
唯一の初参加の方だったが、
「正統派クラシック」
の演奏ですごくきれいな演奏だった。
今後コンテストとかにチャレンジしていく
とのことであったが、それをなるほどと思わせる
演奏だった。
それにしても・・・・
クラスタのフリーコンサート初」
の方はいつも楽しめる。
TKHS-Rさんのようにすごく上手な方が
多いし、また、そうでない方は、
「気合」がすごい。
やはり、初めてというのは、すごく
大変で、だからこそ、心を打つ演奏になるのだろう。
しかし、TKHS−Rさんは
初と思えない落ち着いた演奏だった。
(演奏前はちょっと上がっている風にもみえたが)


NSMRさん
楽譜をみながらバッハを演奏された。
すごいと思ったのは、そのスピードが
尋常でないこと。
「指がまわらないので、音を省きました」
とのことだったので、
「リアルタイムに
 楽譜を判断しながら弾いている」
と思われるのだが、それであれほどのスピードが
だせるものなのだろうか。
楽譜が読めない(TAB譜のみ)の自分には、
うらやましく、かつ、神業に思える。


KMYさん
いつもの三味線だが、
照明、桜のいけばな(造花だが)といった演出
もなされ、気合の入った演奏だった。
「バチを以前のものに戻してみた」
とのことで、自分には、
「音が太く(マイルド?というのもちょっと違うか・・
 適切な言葉がみつからず)」
になったような感じに聴こえた。
自分には、
「時々、たまたま弱くなってしまった音」
がすごくいい感じに聴こえ、
そういった感じを意識的に入れていただけたら、
もっといいのにな、
と思ったが、演奏上難しそうだし、
「パワー全開」がKMYさんの持ち味だし、
今のままでも、十分楽しめる。


以上感想。
実は他の方もすばらしい演奏ばかりで、
いろいろ感想を持ったが、
今回、あえて絞って書いた。
前回というか、
『以前の演奏から違いを感じたところ』
をハイライトして書きたいとと思った故。


さて、自分の演奏であるが、
目標であった
「弾く位置を変えて音色の変化をつける」
ことは、概ね満足できた。
選曲は
川の流れのように
真夏の果実
・祭りのあとのさびしさは、
島唄
・エブリシング、
・七つの子
ということで、ほぼ自分にとってのスタンダード
(TAB譜をみなくて弾ける)
としたことが大きい。
ただ、エブリシングはTAB譜みながら弾いたのだが、
そうすると、自分の音色へ耳をすませることは
他の曲よりできなくなることを感じた。
次は
「楽譜に音色の変化を色やメモで書いておいて」
というのを試してみようかと思う。


来月も楽しみだ。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060318

><