自問:暇を埋めるものは?

昨日、テレビでみるドラマについて
自分があまり面白いと感じていないこをを書いた。


「今、テレビとパソコン(インターネット)
 どっちがないとさびしい?」
と問われれば、
「パソコン」
と答える。


「では、パソコンが無かったとしたら、
 テレビいる?」
と聞かれたら、
「ちょっとは、さびしいかな。
 でも、なくてもやっていけるとは思うけど」
といったところだ。


「では、テレビもなければ?」


「ラジオかな。」


「ではラジオもなければ?」


想像しにくくなってしまっているが、
そういう時代から、まだ100年も
たっていない。


暇をつぶしてくれる文明の利器は
どんどん発達してきて、それを
みてきている。


いいことだろう。
楽しみはいろいろ増えている。
頭への刺激はきっといい方向のもので、
だから、寿命ものびているのだろう。


でも、
パソコンもテレビもラジオもなかったころも
人の興味というか、欲望の大きさは
おんなじくらいあったと思う。
でも、社会としては、
「小さな社会」
「顔見知りの社会」
だ。
できるのは、通常は会話、
そして、ハレとしての祭り。
きっと一昔前の友人、近所の方との会話は
気晴らしになりえる、礼儀とウィットを
もっていたに違いないと思う。
そして、祭りは本当にハレとしての祭り
だったろう。
濃密であったと思う。



もちろん、機械の発達も無いので、
「仕事」「食事や洗濯などの家事」
そういったものも、
濃密(というか大変さを持ったもの)
であったとも思う。


気持ちの隙間が埋まるかどうかは、
結局気持ちの持ち様、考え方なのかもしれない。


今、自分の気持ちの隙間を埋めてくれるものは
なんだろうか?と自問してみた。


いろんなものが、頭に浮かんだ。
楽しく過ごしたい。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060302