自分は薬が嫌いだ。
病院もどっちかというと苦手で、
健康診断なんかも好きではない。
自分の体は自分で気遣って
自分でメンテするのが一番自然
との考えから。
たいていの病気、
(新種のインフルエンザのようなものは除いて)
普通の風邪とかは、大体、
「ストレス」「寝不足」
いずれかが原因だ。
だから、我が身を、よく省みると
「まあ、病気にもなるかな」
というのが自分で思い当たることが
ほとんどだ。
そして、病気への
もっといい薬は断食と発熱と思っている。
(これは過去、本ブログでも書いた。)
こういった考えを
理論的に、かつやさしく説明してくれるのが、
今回読んだ
「病気は自分で治す」の安保徹氏だ。
非常にシンプルで、わかりやすく、
そして、あたたかい。
簡単にいうと、以下のことが書いてある。
/////////////////////////////////////
「病気というのは、
生き方のまずさからでてくる。
だから、病気になったら、無理してたんだなと
体を労らなければならない。
けして病気を自分以外のせいにして、
薬や医者にまかせようと思ってはいけない。
人間は35億年かけて進化してきたんだ、
その自然治癒力は相当のもんだ。
そう考えると、病気はつらいけど
憎む対象ではなくて、感謝する対象だ。
病気になるから、生き方を改善できるのだから」
///////////////////////////////////////
本当にそう思う。
安保さんの本は、2冊目で、1冊目は
「免疫進化論」。
こっちは今回のより、より理論的で面白いのだが、
今回の「病気は自分で治す」は
「こういうふうにくらしたいよね」
という人の「心の持ち様」への
提言にあふれていて、哲学書というか
啓蒙書というか、そんな感じだ。
自分の知人全員に読んでほしいと
思ってしまった。
以上、長崎からの出張の復路にて。