■20200811(火)暑さをとことん味わう

家内からは「正気の沙汰でない」といわれたが朝9時から朝比奈から鎌倉裏山のトレイルランニングにいってきた。

気温は軽く30℃は越えていた。立っているだけで汗が噴き出てくる状況。確かにこのような状況でトレランをやるというのは馬鹿げたことかもしれない。

ただ、せっかくの夏の暑さを、ぞんぶんに味わおう、というのと、トレイルで山の中を走った方がアスファルトの中を走るよりはずっといい、と思ったもの。

で、結果だが、想像以上の暑さだった。

久しぶりに、「暑さで走るのが困難になる」というのを味わった。

数年前にトレランの練習コースとしていたのは、12kmのコースだが、それは無理だろうと思い、9kmの往復コース。ここはあまり上り下りがないので、頑張れば完走ができる。

往路は好調。ものすごい暑さだが、快調に進んで、キロ7分くらいのペースで息切れもせず、サクサク進めた。

これでやっと2回目となるイノベイトのシューズもばっちりだ。

ただ、さすがに尋常でない暑さすごい。息切れしないくらいのスピードなのに、息自体はキロ5分で走っているくらいにはずんでしまう。

また、シャツはドライスキンシャツを着てきたので、肌に張りつくことはないが、あっという間にびっしょりになっている。

 

で、きつさを自覚したのは、往路の終了で一休みしたとき。

やれやれ、と一旦ウェストバックにもってきたペットボトルのお茶を口にしたのだが、止まっているのに、息が落ち着かない。

またお茶を飲んだのに、きつさがましてくるような感覚がある。

ふと気が付いたのはズボンの重さ。実はヤマヒルを警戒して、ジョグズボン(長ズボン)を履いてきたのだが、それがぐっしょり濡れて重くなっていることに気付いた。

これは、復路はよほど体調に気を付けないと途中で厳しくなるな、と自覚。

ゆっくりと走り出した。

そうしてみると、思ったより身体が重い。息も更に弾んでしまう。

ガーミンで速度を確認すると、往路でキロ7分くらいだったのが、8分で同じくらいの息切れをしてしまう。

これはやばいかも、と一段と歩幅を狭めて慎重に走ることに。

しかし、結局最後2kmについては、「上りはウォーキング」の状態になってしまった。

暑さというのは、これほど身体にくるものなのだ、と納得。

そういえば、数年前の五島夕焼けマラソン(夏のハーフレース)では、そういうことを全く考慮せず、ひどい目にあったな、というのを思い出した。

結局、1時間14分で9km走破。

目標であった「暑さを味わう」については、これ以上ないくらい、味わえた。

でも・・・

明日はランニングはちょっとやめて、休息だな。