勝負師

なでしこブラジル戦すばらしかった。
おめでとう。
自分は、前の試合が「引き分け狙い」
となってしまったことで、大変心配していた。
移動距離が長かろうが、敵が誰であろうが、
いつでも全力、というのが「選手の気合」の面では
ベストと思っているので、それがそがれていないか、
ということで心配していたもの。


それにしても、なでしこの戦い方は、
「勝負しての強さ」
を感じた。


1点目は、ブラジルの反則から得た
フリーキックで、一瞬の隙をついた、
早いリスタートでチャンスを作ったもの。


澤選手と、オオギミ選手は、
それが当然のように、連動して
動けていた。


2点目も、ずっと攻め込まれていた状態から
カウンターでのワンチャンス。


こういったところを、
ものにしてしまう、というのが
本当の強さなのだろうな、と思う。
このプレーは、「ラッキー」
ではない。
もう一回同じシチュエーションになったら、
もう一回同じように点をとってくるだろうな、
というような、気迫、集中、そして技術が
今のなでしこにはある。
本当にすばらしい勝利だ。


比較しては、なんなのだが、
この前に行われた柔道でも、
「本当に強いこと」
というのは、この「勝ちきる」
ことができるかどうかだな、と
つくづく思ったところだったので、
一段とそう思った。


ちなみに、柔道では、女子の
イギリスの銅メダルを取った選手が
すばらしかった。


これが最後というベテラン選手であったが、
正々堂々としていて、持てる限りのすべてで
勝ちにいこう、という気迫がすばらしかった。
こういうことは、ずっとそれを
し続けていないとできないことと思う。


次は、男子か。


今日も応援するぞ!!



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110803

<目に入ったニュース>

><