常に新鮮にかつ歴史をリスペクトして

テレビでみた、
プロフェッショナル 仕事の流儀 第70回

仕事は体で覚えるな
〜 文化財修理技術者・鈴木 裕 〜
面白かった。


時々見るが、いつも面白い。


今日は文化財修復、主に古書の修復のプロだ。
面白かったのは、題にあるように
仕事における成熟みたいなものに
否定的であること。


そうなのか?
と思ったが、説明を聞いてみると、
「マンネリはまずい。常に新鮮な気持ちで」
ということだった。


なるほど。


自分はセゴビアを思い出した。
何十年、同じ曲を弾きつづけているけど、
いつも、新鮮な気持ちで取組んでいる。
というようなことを言っていたそうだ。


プロの言葉と思う。



後進の指導についての場面もあり、
これもよかった。


文化財の維持の仕事は、
「科学的な修復の技術」
に加え、
文化財のその文化的なよさを見抜く目をもつこと」
が大事とのこと。
そのとおりと思う。


そして、
技術の修得は目で見えてわかるし、
教えることができる。
しかし、
文化財を理解する感性は、教えることはできない。
多くの本物に触れ、時代背景を読み
自分で勉強するしかない。


自分も、仕事でも趣味でも、見習っていきたい。



PS
本日のテレビにしろ、スケートとか野球とかの
放送にしろ、このところ、
面白いのが続いた。
・・に比して・・・ギター弾く時間が減った。
もう少し弾こう。


<昨年と3ヶ月前の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20061204
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070904
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427
<目に入ったニュース>
・意識回復、オシム節も健在…鹿島逆転Vに驚く
(よかった。)
・横浜、川崎、横須賀などで10年ぶりにタクシー運賃値上げ

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