筆ペン

このところ、時々、筆ペンを使っている。


万年筆(パイロットのキャップレス)
が通常使っているペンなのだが、
気分転換として、会社での電話メモとか、
どんなもので書いてもいいとき、
気まぐれで使う。
呉竹の「筆ごこち」というやつ
だが、線がいろいろ変化がだせて
(というか、思いもよらない線がでてしまい)
なかなか面白い。


インターネットで調べてみると、
「万年筆ペン」
という、万年筆の形状でペン先だけ
筆というものがあった。


面白そうだなと思い、
休日である今日、横浜駅周辺のデパートや、
東急ハンズの試し書きのコーナーにいってみた。


高島屋にそのものずばりが置いてあって
早速ためしてみたのだが、
ペン先の筆の部分が相当大きい。
すなわち、いわゆる本当の「毛筆」
というやつで、
とても自分では使いこなせるものではなかった。


本当にゆっくりとペン先を運ぶのであれば
それなりなのだが、自分は相当速くペン先を
運ぶため、あまりに柔らかいと、
イメージと遅れてしか線がでてこない感じ。


やっぱり自分は「筆ごこち」くらい、
すなわち、「筆風サインペン」くらいが、
ちょうどいいみたいだ。


でも、筆の線の面白さというのは、
はまると面白いんだろうなというのも
感じた。


なお、当該筆ペンコーナーで
とても興味深くみたのは、
いろんな色の筆ペン。
絵手紙を意識してのものだろうが、
とても興味をもった。
色鉛筆は大好きなのだが、
色鉛筆は本格的にやると、
「精密に書く」という方向性になる。
しかし、筆の色ペンであれば
ペン先からの線の面白さがメインとなるゆえ、
精密さというよりは、
線の勢いとかそっちの楽しみになるだろう
と思う。
そして、そういう絵の方が自分は
好きなのだ。


買っても、絵を楽しむほどの時間はないかなぁ
と思い、買わずに帰ったが、
一度手にして適当な絵を楽しんでみたいと
いう気持ちも持った。
その気持ちが続いて、大きくなってくるようであれば
とても安かったので、12色のとかのケースもので購入しても
いいかなと思う。


しばらくは、今使っている「筆ごこち」
にて筆ペンを楽しむことにしよう。


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20061006

<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427