■2023-12-11(月)技術力と芸術力の違い。フィギュアスケートをみて。

テレビでフィギュアスケートをみた。家内が大好きで、いつも楽しそうにみている。

自分はそれほど好きではない。ただ羽生選手がでていたときは、そのすばらしい演技をみたい、とは思ってみていた。

 

で、久しぶりに見たのだが、改めてみると、羽生選手は別格だったのだな、と改めて感じている。

それと同時に「技術力と芸術力の違い」みたいなものを考えてしまった。

技術力については言うまでもなく、「難しいことを正確にやる」ということで、白黒はっきりわかる。まあ、回転力不足、みたいなわかりにくい判定はプロの採点者に任せるとして、ジャンプとかスピンとかは、失敗したか、とかスピードがでているか、とか、ある程度わかる。特にジャンプは失敗すると着地がみだれ、転んだりするのでわかりやすい。

 

一方、わかりにくいのは芸術力。

羽生選手の演技については、「音楽がみえる」という、すばらしいダンス演技をみたときと同じ感動が得られたので、よくわかった。

しかし、なかなかそういうレベルの方はいない。また、「表現」については正解というものはなく、演技者(演技コーチも含めてかな)の美意識の部分もあると思う。ここら辺の見方は自分の場合「好み」になってしまう。

 

おそらく、実際に自分でフィギュアスケートをなさっている方は、こういうところについても、かなり細かく評価ができて、そのうえで楽しむことができるのではないか、と思う。

また、もっとレベルが高くない、ジュニアの方とか、シニアの方の演技とかをたくさんみると、わかるようになるのでは、と思う。

 

そんなことを考えたので、

「ジャンプとかでの難易度の高いものはやらないが、表現力がすばらしい」

という演技があるのであれば、みてみたいなあ、と思った。

 

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