バードウォッチングは家内と共に楽しんでいるが、
バードウォッチングをやる場所についてからは、
あまり一緒に歩いていない。
それぞれ適当に好きな場所で鳥を探している。
故に、そのときは一人となる。
自分は、この「ひとりで鳥を探す時間」が好きだ。
足音を含め、できるだけ物音を立てないようにし、
気配をできるだけ消す。
そして、周りの音と目に入る風景の中の動きがあるもの
に集中する。
沈黙、静寂、に包まれることもあれば、
風によるいろいろな音に包まれることもある。
完全な受け身。でも集中はしている。
このときは、悩みもうれしさといった
自分の思考や感情といったものも
とりあえず離れている。
こういう時間って貴重なのかも。
普段の仕事中でも、鳥はいないが、
こういう時間を持ってみてもよいかもしれない。