アオバズクの観察を楽しむ

近所、というほど近所ではないのだが、
(車で20分ほど)
アオバズク、というフクロウがいる場所がある。
大変きれい、かつ、表情が豊かなフクロウで、
みていて楽しい。
但し、アオバズクは渡り鳥なので、
みれるのは、長くて1か月ほど。
また、その1か月の最後の1週間だけ、
ひなをみることができる。
(長くて1週間、短いと数日)
今年は、7月10日前後から、その雛が
登場した、ということで、この週末は
集中して見に行っている。


みていてとても面白い鳥なのだが、、
顔の表情を変えてくれるのは、
昼間はなかなかない。9割は寝ている。
夜行性だからしかたない。
だが、夜は夜で暗いので
写真は撮れないし、みるのもなかなか難しいだろう。


そういう状況でもあるが、夜はどのように
動き始めるのか、というのをみてみたくて、
夕方からずっと張り付いてみた。


長崎は日が落ちるのが関東に比べ遅いためか、
動き始めたのは、19:40頃。
そして、一旦動き始めると、ずっと寝ていた
その姿と、顔を大きからは、想像できないような
すごいスピードで飛行するのをみることができた。


やっぱり「猛禽」だ。
しかも、それだけ速いのに、羽ばたきの音が
まったくしない。


飛んでいる蛾なども捕まえるようで、
見た目のスピード感は、ツバメ以上かも。


雛は3羽いたのだが、親から餌をもらった雛は
その餌を手でつかみなおして、おいしそうに食べる。
「せんべいをもらった人間の子供」
みたいだ。


ということで、大変楽しいフクロウ観察
をすることができた。


初夏の夕暮れ時の30分。


■<過去の今日>
「ごく短い時間を利用するために」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20170715
「身体の中心近くの筋肉痛」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20160715
「演奏を楽しむとは」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20150715
「ひざの状況」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140715
「霧の三十三間山」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130715

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