英語の使えない地域

モンゴルはモンゴル語なので、
一般の人々は英語は分かってもらえない。
もちろん、日本語は絶望的だ。


そういう場所にくると、それでよいことと
悪いことがある。


よいことは、というと、自分の英語力のなさ、
については、あまり気にならないということ。
もちろん、仕事は英語なので、
資料も英語だし、英語はなんとしても使わねば
ならないのだが、
ただ、その場合のポイントは、
「如何に誤解されないか」
だ。
つまり、「簡単なら簡単なほどよい」
ということ。
1つの単語でわかるなら、ズバリそれを使えばいい。
かっこいい言葉を使う必要はまったくない。
できるかぎり、ドキュメントの中で
使っているのと、同じ単語、同じ表現を
してやるのも、わかりやすいということでは
大切だろう。


日本でいうところの「中学英語」
で表現できるのであれば、それを使うべき、
というのが自分の率直な考えとなっている。


一方マイナス点は、というと
日常生活が不便ということだ。
英語圏だと、時間を掛けさえすれば、
最悪筆記を使ってでも、ある程度の
意思疎通を図ることは可能だ。


しかし、英語も通じない、となると
はっきりいってお手上げとならざるを得ない。
身振り、手振り、指さし、ゼスチャー、
で何とかする以外方法はない。


また、場所については、一回いった場所では、
必ず名刺(のようなカード)を
もらってきて、次行くときは、
それをタクシーに差し出す、ということ
で何とかするしかない。


こういうところだと、
マーケットで買い物をすることさえ
おっくうに思えてしまう。


でもまあ、これもいい経験だな。


<過去の今日>
「長く続く痛み」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20141106
「立ち仕事」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20131106

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