話を聞く、音楽を聴く

「上手に話を聞く」ということに言及した
書き物を読んだ。
実は「聞くこと」は案外難しくて、
これが上手にできることで、
話し手の方の意欲を上げることすら
もできるとのこと。


なるほど、
「これは、自分は実感しているし、
 他の方より、練習しているかも」
という思いが生じた。


というのは、クラスタのフリーコンサートで
「素人の方のギター演奏を聴かせていただく」
というのを続けてきたが
「上手に話を聞く」
ということと、ほとんどこの
「よく演奏を聴く」
と同じだな、と思ったもの。


また、同時に
「いい演奏家
はもちろん貴重なのだが、
「いい聞き手」「いい聴き手」
というのは、同じくらい貴重だな、
と思った。


加えて言えば、
「いい演奏家」は容易にみつかるが、
(うまい、というのはわかるから当たり前)
「いい聞き手」「いい聴き手」
が誰なのか、というのは、
まったくわかりにくい。


そのことは、その自覚も少ないだろうし、
そのための練習というものが
あるわけでもない、
ということにもなっている。


「よい聴き手」というのは
実は、とても貴重な存在なのかもしれない。


<過去の今日>
「お約束の筋肉痛から補給食を考える」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140714
敦賀観光「紙わらべ資料館」がよかった」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130714

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