演奏を楽しむとは

昨日、
「上手に話を聞く」
ということから、
「よい聴き手」についておもったことを
書いたが、引き続いて、
「演奏を楽しむ」
というのは、どういうことだろう、
という疑問が浮かんできた。


「ギター演奏が趣味」
というのは、弾くのが楽しいのか、
聴くのが楽しいのか。


演奏を楽しむとして、
「難しいのを弾けるようになる」
ということがあるが、
自分の場合、技術的なことを
追い求めてはいない。


音楽の美しさ、演奏の表現の面白さ、
を楽しんでいる。


しかし、自分が弾くのだから、
わかりきったものを聴いているだけ
では、面白くなさそうだ。


それでも楽しいのはなんなのか。


「弾く自分と聴く自分は違う自分」
「同じ曲を弾いても、同じ演奏はなし」
ということが、考えてでてくるものではなく、
感じるものとして、リアルにある。


「ひとりで楽しむ趣味を持つ」
というのは、対象はいろいろでも
こういうものなのかな、と思う。


<過去の今日>
「ひざの状況」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140715
「霧の三十三間山」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130715

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