赤坂山、三国山、大谷山

土曜日ホテルに帰ると、フロントのスタッフの方から
1枚の紙を頂いた。
赤坂山、三国山、大谷山のトレッキング用の
簡単な地図。
それとともに、数分だが、それが如何に
いい山なのか、を説明頂いた。


実は、仕事から帰る前、仕事仲間に、
「週末にこのレンタカーを使いたい人は?」
と聞いたのだが、みなさん、今週は不要とのこと。
で、自分で使える状況となって
帰ってきたところで、このような情報を頂いた。


なんというタイミングのよさ。
これは、神様が行けって言っているに違いない。


ということで、さっそく行ってみることにした。
敦賀の駅前からは約30km。
車で40分もあればついてしまう。


全部の山に行くコースは載っていなかったが、
2つの山をつないだコースで、6時間くらいのコースとのこと。


このところ、体力ついてきたから、
ひょっとしたら、全部1日でいけないだろうか・・・


そう思いながら、日曜日の朝、
6時すぎにホテルを出た。



マキノ高原温泉さらさ、という温泉前の
無料の駐車場についたのが7:00ごろ。
そこで、ゆっくり着替えなどをして、
7:25から登山開始。
赤坂山には9:11登頂となった。


早くから登ったつもりだが、
結構な登山者がいて、5,6人が自分より
先に登って行った。
自分は、初めての場所だったので、
スマホで写真をとりながら、ゆっくりのスタート。
いつものとおり、トレッキングポールを
使っての登り。
このポールがあると、自分としては
非常に楽に歩くことができる。
ということで、ひょいひょい登っていたところ、
自分より先に登り始めた方を、みなさん
追いついて抜いてしまった。
自分としては、けしていそいでいるわけではなかったので、
ランニングのおかげで体力がついたんだな、と実感。
また、
途中2人組のおじさんからは、
自分の登るのが、よっぽど楽そうに
みえたらしく、(息もほとんど切らしてなかったからかも)
「そのポール使うと、楽なの?」
と声をかけられた。
「すごく楽ですよ」
と答えると、
「おい、今度あれ買って来よう」
などと話していた。


「うん、絶対おすすめ」
というのは、自分の心の中だけでつぶやきながら、
ずんずん登ってしまった。
赤坂山からの景色は、ものすごくいい景色で、
ゆっくり堪能。
琵琶湖が見渡せるのだが、あいにく
ガスがでていて、見通しは悪かったのだが、
まるで墨絵をみているような美しさがあった。
ひとしきり景色などを楽しんだ後、
明王の禿」というすごい崖のところ、
そして、三国山まで歩いた。


この三国山にいくまでの道が、
とてもグッドなトレイルで、
両山の頂上に行く直前の急なところ以外は、
我慢しきれず、走ってしまった。
気持ちよかった。
ブナ林がトンネルのようにつながり、
涼しいし、きれいだし、気持ちよかった。
ただし、三国山の頂上は、
はえとあぶと蜂がぶんぶん飛んでいて、
加えて景色ももう一つ・・・
長居は無用と思い、早々に引き返してきて
しまった。
明王の禿で、写真とったりで時間を
つぶしたため、再度赤坂山についたのは、10:49。
ここで、もってきたアンパンを食して休憩。
ものすごく気持ちいい。
頂上は、5,6組のハイカーが思い思いに
食事したり、写真とったりしていた。
ここで、もう少しゆっくりしたかったのだが、
20人くらいの団体さんがきたので、11:10
再スタート。


今度はそこから、大谷山をめざいて歩く。


ここは、森林限界を越していて、
「見渡す限りの草原」
といった感じで、めちゃくちゃ気持ちがいい。


おもいぃぃっっきり走りたいようなトレイルだったのだが、
道は結構ドライで、砂が浮いていて、
靴のギザギザがほとんどない、
アルトラインスティンクトでは、滑ってしまって走るのが
怖かった。
また、急な坂道でもあったので、
とりあえず、歩き。


途中、「寒風」という眺めのいいところが
12:00、大谷山へは12:24に着いた。
(下りは結構走ってしまったので早かった)


大谷山でも、ゆっくりし始めたところで
団体さんが到着。
写真撮影を頼まれたりして、和やかに
過ごして、出発。


寒風に12:49、そこから
スキー場を通るコースで、スタート地点の
マキノ高原温泉さらさ前駐車場を目指した。


ここは、下りなので、ガンガン走って
ゴールしようと思っていたのだが、
思ったより急だったことと、
既に14kmも登ったり下ったりしていたので、
あまり脚が無理できない状況と
なってきていて、「ジョグ」
程度しか走れなかった。


13:45無事駐車場着。


6時間20分、18kmだった。
楽しかった。


そして、温泉!!!


山を歩いて、そのまま温泉に入るということが
これほど極楽だとは思わなかった。


身体がとろけるような気持ちよさを
堪能して、ホテルへ帰宅。


以上、充実した1日だった。


なんか、登山もはまってしまいそう。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120609

<目に入ったニュース>

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