岩籠山いってきた

19日の日曜日の話になるが、
岩籠山いってきた。
標高765.2m。


天気予報が雨だったので、どうするか
まよったが、朝5:30に起きてみると、
見事に朝日がでていて、
「午前中ならいける」
を判断して、6:54敦賀発の電車に
のってでかけた。


となりの新疋田駅が登山口の最寄駅。
こっから、反時計回りに
新疋田駅→市橋登山口→岩籠山山頂→
→笹原っぱの奇岩まわりをぐるぐる
→ブナ林→駄口(R161ドライブイン裏の登山口)
→R161を歩いて新疋田駅

新疋田駅着が7:05。
駄口が、11:15くらい。
およそ4時間と聞いていたが、
ほぼそれくらいの時間だった。


休みはほとんどとっておらず、
ほぼ動きっぱなし。しかも下りは小走りあり。
で、4時間かかったのは、山頂付近で、
うろうろしてたから。


まず、新疋田駅からR161を敦賀方向に歩いていくが、
途中から疋田の集落の道へ入る。
江戸時代の運河あとがとてもきれいな
なかなか情緒ある集落だった。
そこをすぎて、列車の高架下を2つくぐると
ちょっとさびしめの駐車場があって、そこが登山口。
ここで、いつものモンベル
コンパクトフォールディングポールを組み立てて
使いながら行く。


登りは、右に左に小川を見ながらの道。
「右に左に」ということで、途中何度も
その川を横切る。
石の上を慎重にわたることになるが、
こういうとき、このトレッキングポールは
大変役に立った。


しかし・・・もうちょっと水量が多かったら、
すごく苦労しただろうと思う。
・・・なんてことを思って油断してしまって、
左足のみだが、1度水没させてしまった。


…左足ぐちゅぐちゅ・・・・


結構不快だったが、しかたなし。
気にせず歩く。


それにしても、とても趣があってたのしい。
水はとてもきれいだし、新緑は目にまぶしいくらい。
時々、山つつじが真っ赤にさいていてきれいだし、
ちょっと遠目では、山藤も紫に咲いていた。
で、自分以外登山者はだれもいない。
・・・午後から雨の予報だしな・・・


しかし、こんなに、気持ちいいのに・・・
みんなも登ればいいのに・・・・


なんてことを思いながら、楽しく登ったら、
全く疲れを感じず山頂近くまできてしまった。


ちなみに天気はまだ大丈夫そう。


ただ、頭の上の方では、ゴーゴーとすごい風音がしている。
ただ、木々の下の自分は特に風を感じることなく、
気温も高くなく低くなく、快適だった。


途中、稜線にでると、右にいくと夕暮山
左に行くと岩籠山との看板。
左に行く。


稜線にでたからだろうが、あまり急な登りはなくなり、
気持ちいいシングルトラック。
もうすぐ頂上かな、と思ったら、
分かれ道。
登りとまっすぐ。


おそらく、登りが正解だろうと思ったのだが、
まっすぐが「インディアン平原」かな、
と思って、まずまっすぐ行って、
あとで戻ってきて登ろうと決めてまっすぐ行く。
そうしたところ、ぱっと木々が開けて、
一面の笹原にでた。


目の前には200mくらい先だろうか、
大木が巨岩、奇岩が2つみえる。
これはすごい眺めだな、
と思いながら、木々の下から、その笹原に
出た瞬間びっくりした。


おそらく風速30mくらいはあったと思うが、
風で身体がもっていかれそうになった。


げげーーーっと一旦引き返す。
サンバイザーとサングラスが・・・・
と思った時には遅かった。


サンバイザーは助かったが、サングラスは
見当たらなくなっていた。


このサングラスは価格こそ確か2000円くらいだが、
自分のマラソンレースを一緒に戦ってきた道具なので、
一生懸命さがしたが、
わずか20mくらいの道にもかかわらず、
一面の笹で、まったく見つからなかった・・・。


今回楽しかったが、このサングラスを亡くしたのだけは
くやしい。


笹原を進んでみると、
看板があって、右が駄口、そして
今来た道が岩籠山山頂と書いてある。
そして、右側の巨岩方向には
特になにも書いてなかった。


一旦巨岩にいってみよう、ということで
いってきたが、ものすごい風の中で、
写真はとったがスマホが飛ばされそうで
こまったくらい。


そして、一旦引き返して、
木々の下に戻り途中の分かれ道の上側に
いってみると、100mくらいで頂上だった。


ここもすごい風。


ここで、食べようと思ってもってきた
アンパンがあったが、ザックを下す気になれず、
一旦木々の下に退散してから、
歩きながら食べた。


・・・・もう1回、天気のいい日に奇態な・・・


ここらへんで9:30くらいだったと思う。


駄口から今度は下山。


こっからの下山では、ブナ林がすばらしかった。
「美しい森」というのがあるとすれば
こういうのをいうのではないだろうか。


ということで、下山は楽しく・・・と思ったが、
そういう状況でもなくて、
かなり急な斜面が多く、かつ、風が
直接当たるところでは、地表が乾くからと
思うが、表面にさらさらの砂がのっていて、
3回くらい足をすべらせてしりもちをついてしまった。
(ポールをもっていても、すべるくらい)


西方が岳もそうだったが、斜面がかなり急で、
しかも滑りやすいのが、ちょっと厳しい。


本当は、下りは「トレラン」としたかったところだが、
怪我をしないように、慎重に降りるしかなかった。


11:15ごろ、下山終了。
雨に降られないように、午前中に、と思ったが、
その通り歩けて満足。


以上、なかなか楽しい登山だった。


次は、野坂山。これを登れば
敦賀3山」登頂完了となる。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120518
<目に入ったニュース>

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