雲谷山へ

今週は、雲谷山へ登ってきた。
敦賀から、約電車で30分の三方(みかた)駅
で下車。
歩いて10分かからず、三方石観世音
という、立派な神社があり、その裏が、登山口。


この神社も趣があってよかった。
弘法大師様がお宿をとったところから
開かれたようで、構内には、
弘法大師の像がたっていた。


山道は、最初の2kmは、ものすごく整った道。
山道なのだが、あるところは砂利がしかれ
またあるところは芝生になっていたりと、
ものすごく歩きやすい。
加えて、第1展望所、第2展望所、第3展望所と
素晴らしい眺め。
三方五湖が、眼下に広がる。


いいな。これなら、もし近くに住んでたら
家内や子供つれてきてもいいかな、
と思う。


どうしてこんなに整備がいいのか、
と思っていると、第3展望所のちょっと先で
駐車場が現れた。
裏側から、車でここまではこれるようだ。
ちょっと興ざめの感もあるが、
だからこそ、いろいろ手をかけることが
できるのだろう。
これはこれでいいのかな、と思う。


自分はこれまで、
山道は、なるべく人が入らず、
自然のままにするのが、いい、
という意見だった。
しかし、先週の衣掛山で、高速道路工事で、
めっきり人が減ってしまった山道をみてから、
その考えは、変わった。


道は、そこを必要とする人がいて、
大事にされてこそ、いい道になるのだろう。
山道は、山が好きな方が歩いているから
いい山道になるのだ。


さて、2km過ぎからは、「登山道」
と書かれていて、通常の登山道となる。
(砂利がしかれていたり、芝生の道なんかなくなる)
まあ、こっちが普通だな。


夏の初め、かつ、雨がたくさん降った後、
ということで、緑はその色をまし、
かつ、小さな木と草は道の両側からガンガン葉を
延ばしている状況。
かたつむり、はえ、蜂、毛虫、芋虫、クモ、カナヘビ
等々、生き物も、いろいろ元気に動いている。
(虫が嫌いな人は、絶対だめだろう)
せっかくなので、
「こんにちは」
と声をかけながらぐいぐい登る。


およそ4kmくらい歩くと山頂についた。


こっちの山頂は、眺めはあまりよくなく思えた。
ほんとうはいいのかもしれないが、
ガスっていてまったく遠くが見えない。


それと、蜂とハエがぶんぶん飛んでいて、
うるさいぐらいだ。
・・・あまり長居する気にはなれない。
で、とりあえず、もう少し進んでみようか、
と進んでみたのだが、
新庄との矢印の看板がある分岐点がでてきて、
そこから、更にまっすぐ行くと、
電波塔のはずなのだが、
山道は完全に消えていたのであきらめた。


まあ、ここまででも、かなり
「山を満喫」した気分だ。


途中で書いたように、
木々だけでなく、いろんな生き物が
動き回っていて、なかなか
歩き甲斐があった。
以上、山のイキイキした感じに元気をもらって下山。


9時15分登山開始で、13時15分下山完了。
その後、きらら温泉で汗を流して帰宅。


やっぱ、山はよかった。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120623

<目に入ったニュース>

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