衣掛山から夕暮山、岩籠山

16日の日曜日だが、
衣掛山から夕暮山、岩籠山と
いってきた。


前回岩籠山にいったときは、
夕暮山の方にいかなかったので、
そっちから登ってみようと思ったもの。


で、いってみたのだが、
出発は自転車で「堂」という地区に
およそ30分。
そこからなのだが、登山口入ってすぐから、
ちょっと雰囲気があやしい。


というのは、「登山口」
という立札はあるのだが、道がわかりにくい。
登山口はいってすぐだというのに・・・


とりあえず、注意深く山肌を観察し、また、
何方向か、実際にいってはもどりしながら、
道らしきものをみつけて登っていく。
程なく、山道を教えてくれる赤い布
が現れてちょっとホッとしたりしながら進む。


と、道がわかりにくい理由が一気に判明した。


高速道路建設工事で、
この山道が分断されている・・・・


せっかく、こんなにいい道なのに・・・


とちょっと悲しくなるが、しかたがない。


工事現場に「衣掛山山頂」と書いてある
階段があり、それを登っていく。


山道再開・・・・なのだが、
当然ながら、かなり人が歩いたことがない、
山道、となっていると思われる。
ただ、なんとなくだが、自分の前に
一人か二人、歩いたような痕跡がある。


これを頼りに歩いてみるか、引き返そうか・・・


迷いながらしばらく進んだ。


工事のせいと思うが、倒木してしまっている
木がたくさんあり、道も赤い布で
かろうじてわかる程度。


10分くらいあるいたところで、とうとう、
道をロストしてしまった。


かなしいけど引き返すか・・・
と思いながら、山肌を眺める。


そして、ポケットから2万5千分の1の地図と
コンパスをとりだして考えてみる。


やっかいなのは、25000分の1の地図は、
山道はのっていないということ。


「大体自分の位置は、ここ」
とわかったとしても、道がどっちにあるかは
わからないのだ。


救いは、「まだ、朝の9:00」ということだけ。
もう少しチャレンジしてみる手はある。
ただ、戻ることもできなくなったらアウトだ。


大きく深呼吸して今一度地図をみる。
山の頂上が数字ででている。
山道であれば、これをつないでいるはず。
とすれば、右の尾根か左の尾根か・・・といえば
左のはず!


ということで、えいやっと左の尾根まで、
山肌を登ってみた。
ちょっと見通しがよくなったところで、
「あった!!」
赤い布発見。
これが山道だ。


ほっと胸をなでおろし、その道を
また進み始めた。


で思ったのは、その道は尾根ずたいに
傾斜がそれほどでなく、とても
いい道であるということと、
通った人がかなり少なくて、
倒木や雑草で、かなりわかりにくい道に
なってしまっているということ。


高速道路の建設のせいなのだろうな・・・
本当は、トレランとかでもできるくらい
いい道なのに・・・


と思いながら、ずっと尾根づたいの道を
愉しみながら、また、慎重に夕暮山まで
たどりつくことができた。
夕暮山は電波塔を越していくので、
電波塔が見えたところで、ちょっとほっとした。


あとは、岩籠山へいって、
市橋の登山口におりた。
あと、「堂」までは、歩き。


高速道路の工事が終わったら、
またこの山道復活するといいのにな、


そのことばかり考えてしまった。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120615

<目に入ったニュース>

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