小学校の体育で教えてほしいこと

小学校で教わることで、一番のことは、
「勉強することは楽しい」
ということを実感することだと思う。


で、自分は体育が大好きで、幸せだったなと
思うのだが、いまにして思うと、
もうひとつ、好きにさせてほしかったなと思う。



自分の小学校時代の体育は、
基本的に「競争」だった。
で、自分は運動大好き、スポーツ大好き
だったが、それは、ある程度、「勝つことができたから」
なのかもしれない。


逆にいうと、運動が苦手、スポーツ嫌い
という人は、案外、実は体を動かすのは好きで、
「負けるのがきらい」
という人なのかもしれない。


そんな風に考え始めて思ったのは、
勝ち負けでなくて、純粋な
運動の楽しさをもっと教えてもらえばよかった
ということ。


今、走るのが楽しいが、
ほんの2,3年前までは、
「走るのは、苦しいこと」
と思っていた。
しかし、苦しくなく走ることはできる。
ゆっくり走ればいいのだ。
で、それは苦しくないだけでなく、
楽しさを感じることができることだった。


このことを、小学生のうちにしっておきたかったな、
と思うのだ。


でも実際には、難しいのは、わかる。
子供っていうのは、基本的に競争大好き、で
負けず嫌いだから、どうしても、
懸命にやるし、勝ち負けにこだわってしまう。


しかし、今は文明の利器がある。
心拍数計を使って、
「心拍数が最大心拍数の70%程度の運動を
 20分程度続ける」
ということを実際やってみれば、
苦しくなく、気持ちよさが勝る(はずだ)。


これが健康によいことは、一応科学的に証明されている。
し、自分の実感として、今やっているので、
こういうブログを書いてみたりしているわけだ。


自分の小さいころは、心拍計なんて
なかったのだから、そもそもありえない話なのだった。
しかし、今の子供たちは、させてあげようと
思えばできる。


日本の将来をよくするためには、
体育で、このことを教えてあげるのが
いいことなのではないかと思う。


人間、頭も大事だが、最終的には
体の馬力も含めてが大事だと思う。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110526


<目に入ったニュース>

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