何が楽しいのか?

ギターを弾くのが楽しいのは、
音楽の楽しさであり、
楽器を弾く難しさからくる、面白さであり、
わかりやすく思う。
(真剣に哲学的に考えると、大変だろうが)


一方、
ジョギングは、なぜ楽しいのだろう。
走りながら、考えこんでしまった。


右足と左足を順番に出して、
すすんでいくだけ。
しかも、自分の場合、
同じところをぐるぐる回るだけで、
いってみれば、かごのなかで、
周り車のなかを回っているリスと
大差ない。


シンプルに
「気持ちいいから」
なのだが、
「何が気持ちいいのか?」


健康になれるから?


間違いなく、健康によく面はある。
しかし、疲れ気味でも、走りたくなってしまう
ということを、自覚するときがあるし、
実際、好きで走って体(膝とか腰とか)
を壊している方は、少なくない。


じゃあ、速く走れるようになるのがうれしいから?


毎日、歩くくらいゆっくりで、
気持ちいいと思って走っている自分としては、
そうじゃないなあ、と思う。


なんなんだろう。


つきつめて考えていったら、
「一生懸命、単純作業をすること」
というのは、本質的に楽しいことなのかもしれないな、
と思った。


座禅とかも、そうなんじゃないだろうか。


掃除とか、農業(庭いじり)とか、
夢中になって、一生懸命やると、
たのしいし。


「集中することが、気持ちいい」
ということかも。


なんか、これは、ある意味当たっている気がする。
なんでも、集中してやろう。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20091221
<目に入ったニュース>

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