Born to run 読了

全米ベストセラー。
「20万人の走りを変えた」といわれる
ノンフィクションの本。
著者は、クリストファー・マクドゥーガルという
ジャーナリストで、自身もウルトラランナー。
しかし、以前は、
「走れば故障」
のランナーだった。


その著者の
「なぜ、自分は故障するのか?」
という問いかけで、この本は始まる。


そして、著者は、その答えをみつけ、
「故障しないランナー」へ
変身をとげている。


そのいきさつも、この本には書いてある。
なので、膝や踵の故障で苦しんでいるランナーには、
ひとつのヒントになるのではと思う。


自分は、今、毎日走っている。
だから、この本が面白いのは、当然だ。


でも、
自分がもし、今日まで走っていなかったとしたら、
この本を読んだおかげで、
「明日から、走ろうと思っている」
という状態になったと思う。


それくらい面白かった。


「故障しない走りってあるのか?」
という問いかけを上に書いた。


そのほかに、
「よくないランニングシューズとは・・・」
「走る民族とは・・・」
ウルトラマラソンってなんなんだ・・・」
という問いの答えも記されている。


そして・・・


「人間にとって走るということはなんなのか?」


この究極の問いへの答えも。



もちろん、精神的な根性論が書かれている
わけではない。
(そんな退屈な本は、読了できない)


以上。


最後に、本の中にでてくるひとつのフレーズを。


「人は年をとるから走るのをやめるのではない。
   走るのをやめるから年をとるのだ・・・」



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20091128
<目に入ったニュース>

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