新旧ヤマハサイレントギター弾き比べ

昨日のブログのとおり、今日は長崎駅ビルの
島村楽器へ、修理を頼んでいたサイレントギターを
取りに行ってきた。


そのときに、せっかくなので、
あたらしくでたヤマハのサイレントギターの
試奏、というか、自分の今のサイレントギターと
引き比べをさせてもらってきた。


ちなみに、モデル名でいくと、
マイギターは、もう10年近く前に買ったもので、
SLG100N、今回新しくでたのは、SLG110N。
最後のNがNWというのもあるが、
これは、指板幅がクラシックギター
同様の52mmのもの。


自分のは、カタログ値では50mmとなっているが、
確か初期バージョンは、48mmであった
気もしている。
で、
この指板の幅が気になっていたのが、
弾き比べしたかった第一の理由。


もうひとつの理由が、新しい110Nでは、エフェクターとして
コーラスが追加されたとのこと。
コーラスは大好きなので、この状況を
聴いてみたかったもの。


まず指板幅から。
これはわずかな違いなのだろうが、
自分としては、明確に110Nのほうが
太く感じた。
幅は、近いのだろうが、110Nのほうが
かまぼこ型となっていて、厚みがあるように
感じた。
また、もうひとつ、ネックの塗装が
非常に厚くなっていて、手触りが
大理石を触っているような感触であった。
旧100Nのほうは、おそらくマホガニーでは、
と思うのだが木独特のざらざらした表面が
薄い塗装もあって、感じられるものになっている。


で、自分の評価としては、
ネック表面の手触りはあまり気にしないのだが
ネックの太さ、すなわち指板幅については
旧のほうが好き。
感じとしては、旧のほうは、
テイラーのナイロン弦ギターに近い感じなのだが、
このほうが、自分のように、鉄弦からの移った
ものには、ひきやすかろうと思う。

NWという機種が明確にクラシックギター
同様にしているのだから、Nのほうは
もうちょっと思い切って48mmか47mmといった
ところまで、思い切って細く、薄く
したほうが、差別化できると思うのだが・・・・


次にエフェクターのほうだが、
追加されたコーラスは、これまで
採用されていたリバーブの選択と
同じ回転ノブスイッチで
選択するようになっており、
バーブかコーラスか、どちらかしか
選ぶことができない。


従い、アンプ出力するとき以外、
つまりヘッドホンで聴くときは、
やはりリバーブを選択することとなろう。


独立回路で、リバーブと、コーラスがあると
最高なのだが・・・
やはりそこまでは難しいのだろう。


以上2点から、今のところ自分としては、
現在自分が持っているサイレントギターの
旧バージョンの方が、よい、という結論。
もちろん、これまで長年弾いてきて
弾きなれているから、ということもあるが、
指板幅は、「ゆずれない一線」
であり、新しいのが太く感じる以上、
今のものを大事に使っていくしかない。


・・・・・・
ちなみに、もうすぐ生産中止になるであろう
今売っているSLG100Nの指板幅って、どうなんだろう・・・
これが細身のものなら、そっちをもう一本
予備として買っておきたい、なんてことを
思ってしまった。


確か、島村楽器に、値崩れして
おいてあった気がする。
今度弾いてきてみよう。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20091016
<目に入ったニュース>

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