ノートを考える

自分は、ノートをとるのが好きだ。
昨年は仕事でとったノートは、
1,000ページを超えている。


自分で好きなものを、と思いA5サイズの
ルーズリールを使っていたが、
今年は会社で支給されるふつうのノートを
使っている。


ノートの取り方としては、
時系列で書いていくだけ。
そこに、付箋で目次をつくり、
その目次のみ、ワープロで入力して、
いつでも検索で拾えるようにしている。


使い勝手としては、まあまあいい。


ただ、ちょっと悩んでいるのは、
その量。
30枚のノートを2週間1冊、消費するペースとなっている。
ということは、1年で、24冊。


1年ならいいが、4年、5年となるとだんだん
とっておくのがきつくなって、
古い奴は捨てるしかなくなる。


もったいない気もするのだが、
場所とのかねあいもあるので、
どうにもしがたい。


解決策は?


1つは、電子化してしまうことだろうと思う。
ノートをPDFとかにスキャンしてしまうことにすれば、
膨大なデータが指先サイズにおさまってしまうので、
場所の問題はほぼ解決となるだろう。


しかし、問題は、その中身を探して、閲覧するのが面倒であること。
やはり紙のデータへのアクセスの良さは、
レベルが高い便利さであり、一旦電子化したものを
使いこなすには、よほど、検索性や
リファーするための道具をかんがえなければならない。


ただこの点は、現在アメリカでは本を電子ブック
で読むのも一般的となってきていて、
それは300gくらいの重さでで、本1500冊分が入る、
という仕様だそうだから、この技術的な
解決は、そう遠くない将来、やってくると思える。


従い、時々電気屋で、スキャナとかを
物色して、そういうシステムの構築を
頭のなかでシミュレートしたりしている。



もう一つ、別の対策は、こっちの方が、
昔ながらにやられている方法と思うが、
本当に必要なノートだけを、
ピックアップして、それだけを
普段持ち歩けないか、
というもの。


現状の自分は、能率手帳にて、
「スケジュール」という一番大事なデータを
まとめてもっているわけだが、
これがその方法の一番とっかかりの姿だろう。


「時系列でためたノートから、
 一度拾い上げる」
ということをして、
いくとか、残しておきたいことを
すべて書き込める、大きめのデスク手帳を
つかうとか、ということが、
その方法なのだろうが、
いまのところ、持ち歩ける能率手帳以上の
もので、続けられる自信がない状況。


まあ、自分はこういうことを
考えるのが大変好きなので、
楽しみとして、じっくり考えていくこととしよう。




<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090507
<目に入ったニュース>

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