メールを見ながらの手書き

仕事では、たくさんのメールを見る。
加えて、たくさんの回覧資料もみる。


そのとき、自分は、紙で回ってくる
回覧資料の方が、仕事として読むときの
抵抗感がない。


このごろは、メールの方が、
厳しい内容でくるからな・・・
なんてことを思っていたのだが、
どうもそれだけではないようだ。


紙の資料は、その文面に
蛍光ペンで色をつけたり、
感じたことなどを書き込みながら
目を通している。


一方、メールの方は、
そういうことがやりにくい。


返信を即するものは、いいのだが、
そうでないものは、
とりあえず、「TO DO」「備忘」
といったフォルダにいれる
くらいだが、それだと、紙のように
どこをどういう風に読んだのか、
というのは、もう一度最初から
読まねばならない。


また、そういうのを工夫して
やったとして、
「しまってしまう」
ということをすると、もう一回
目を通すタイミングを
逃しそうだ。


それで、メールに依頼内容があったときは、
すべてメモ帳に記載するようにしている。


ただ、これはこれでいいのだが、
「後で必要になるかどうか、わからない」
とか、
「参考程度に一部のみ、覚えておきたい」
といった場合は、紙で、
「目に入る場所においておく」
というやり方の方が、ずっとよいようだ。


そういうわずかな違いが、
紙の資料より、メールとかの電子状態が
組みにくし、
という漠然とした感想になっていた。


ところが・・・・


今日は何の気なしに
裏紙をつかって、とにかく、手書きを
しながら、メールを読むようなことを
していたら、
この抵抗感が著しく小さくなることを発見した。


必要になるかどうか、なんて
気にせず、キーワードを書きながら読んでいく。
とりあえず、95%くらいは、
必要ない、と思うゆえ、だからこその
「裏紙」だ。


で、メールの受信時間もメモしながら、
とにかく、手を動かして読んでいく。


そうしてみて、ふと、いくつか前の
メールをみてみると、
一応要点がメモられていて
ああ、これは、やっぱり大事だな、
などと、赤ペンでマークしたりしていく。


このことで、なんか理由無く感じていた
心理的な壁」
はすごく低くなった。


これはいいかもしれない。


この方法で、メールをみていくことにしよう。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090117
<目に入ったニュース>





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