仕事で、
お客様から自分の会社のある人に対して、
「あの人は、怖いからな」
という言葉を聞いた。
自分は”あの人”をよく知っているが、
全くもって”怖い”人ではない。
しかし、この言葉を言った人も、とても
人の判断を間違えるような方にはみえなかった。
従い、自分には、その意味がわからなかった。
夜、そのお客様といっしょに食事を
する機会があったのだが、その会食のなかで、
やっと意味がわかった。
”怖い”というのは、仕事に一生懸命すぎて、
やわらかい話がしにくい、ということだった。
そんな話がしにくいことを持って、
”怖い”と表現されていたのだ。
要するに”仕事の鬼”といったところか。
自分は、その会食では、仕事以外のことが。
特にお互いの趣味の話や子供の話などは
大変楽しくできた。
趣味とはもちろんギターだ。
仕事は一生懸命やらなくてはならないが、
何事も、あまりに「それだけ！！」
となるとよくないのかもしれない。
音楽家でも、
完全な「音楽バカ」ではよくないだろう。
特にコンサートやる人なんかは、
日々のくらしのなかのいろいろな経験が
その演奏に出てくるものだと思う。
仕事も趣味も家族も生活も、
すべてを大事にしていこう。
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