荒川静香選手おめでとう!!
素晴らしい演技だった。
「ステージがワンランク違う」といった
感想をもった。
自分は、今年の1月、荒川選手の演技をみて
感動し、以下ブログにつづっている。
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060114
このときも感じたのだが、
荒川選手の演技に、その演技中の気持ちの持ちようが、
周りのほかの選手とくらべ、
なんというか、すがすがしい感じ、というか
凛とした感じというか、そんなものを
感じたのだ。
もちろん、技術的にもすごいと思う。
「3回転のジャンプを回っている途中に
2回転に変えた」
というところなどは、
野球でいうところの
「ボールがとまって見えた」
と同じような感じだろう。
本当の”達人”だ。
でも、それ以上に、
気持ちの持ちようにも、
他の選手とは違う、なにかを
感じた気がしたのだ。
点数も、もちろん気になるだろう。
しかし、そんなことを突き抜けた、
表現というか、思いのようなものを感じた。
今回のニュース記事。
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荒川静香がフィギュアスケートでは
日本人初の金メダル獲得となる快挙を成し遂げた。
表彰台の中央に立って満面に笑みを浮かべた荒川は、
記者会見で喜びを語った。
−ここまで日本にメダルがなかった。重圧にならなかったか。
まさかわたしが取れると思わなかったので、
こうしてメダルを取ったことにびっくりしている。
−完ぺきな演技に見えたが。
1つ、3回転ジャンプが2回転になったのが悔やまれる。
どうしても3回転−3回転に挑戦したかった。
それが決まらず残念だが、滑っていて心地よかったことが一番。
−2種類の3−3回転ジャンプが、3−2回転になったのは。
1つ目は直前でコーチの指示があった。
2種類目では1つ目を跳んだ瞬間にバランスを崩し、
強引にやったら2回転の判定になると思ったので切り替えた。
−メダルを胸にしての「ウイニングラン」はどんな気持ちだったか。
いまだに信じられない。頭の中が真っ白な状態で(リンクを)回った。
−2004年の世界選手権優勝後、引退を考えながらそうしなかったのはなぜか。
昨季は迷いながら続けていた状態。
そこから抜け出すには、スケートを楽しんで
達成感があるまでやりたいと、去年の世界選手権で思った。
続けてきたことがよかったのと、続ける道をつくってくれた人に感謝したい。
−浅田真央は将来チャンピオンになれると思うか。
可能性は十分あると思う。
その年その年のチャンピオンは才能と運が重なった時になれるので、
頑張ってほしい。(続)
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『スケートを楽しんで達成感があるまでやりたい』
引退するか迷いながら、
行き着いたこと気持ちのありよう、
それが、
荒川選手の演技から、発散されていたのだと思う。
本当におめでとう。
(24日早朝の結果。23日のブログに記す)
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