音以上のものを表現していきたい

こんなことを考えるようになったのは、30台半ばを過ぎてからだ。
自分でも仕事を持って、その仕事に懸命に取り組んで評価されてうれしかった、といった経験を、何度か経験した。そんな中で、人が表現するものは、その人の取組方みたいなものが、必ず表れるのだなということを考えるようになった。
自分にとってギターは趣味であり仕事ではない。しかし誠実に取り組んでいきたい。自分の演奏から、音以上のものが聞こえるとしたら、それは気持ちのいいものであってほしい。