何事にも先達はあらまほしきものなり・・・・ 

と、徒然草吉田兼好がいったように、結論からいうと、もちろん先生はいたほうがいいと思っている。自分にとってのギターソロは、中学生のころに中川イサトさんの「1310」というアルバムに感動して始めた。このころはギターの師を熱望した。レッスンを受けたかった。アドバイスがほしかった。しかし、野球部に所属していて、それほどギターに時間がとれないし、また、スチール弦でギターソロをやっている人など周りには皆無、といった状況だったので、実現できないことが明白だった。従い、ひたすら「自分ひとりで試行錯誤」だった。ゆえに、自分自身の演奏に飽きてしまって「もうギターやめた!」ということが何度もあった。でも、そんなとき、もしいい先生がいたとしたら、きっともっと早く、今現在のようにギターが楽しいという時を迎えられていたのではなかろうか・・・。今思い返すとそう思う。(・・・と同時に全く逆で、残念ながら相性の悪い先生に習ってしまい、やめていたという可能性も無くは無いが・・・)