■20191224(火)本当の理由

「当たり前のことを当たり前にすることが難しい」

といった言葉を聞いたことがある。

実際、会社の仕事でも、散々議論を重ねて

出したアウトプットが、

「当たり前の内容」

ということがある。

 

注意せねばならないのは、

「なぜ散々議論してしまったのか」

ということにあるのだと思う。

 

「みんなが当たり前と思っていること」

は、その字面の意味からすると、

「みんなが議論の必要はないと思っていること」

ということであり、

「散々議論すること」

とは最も遠い位置にあるものだ。

 

ということは、

「みんなが当たり前と思っていないこと」

が、この議論の中にあって、それこそが、

「見出すべきもの」のはず。

 

それをなんらか書き留めておかないと、

「当たり前の結論のための、

 散々議論する時間」

が繰り返されることになってしまう。

 

「散々議論することが必要になった、本当の理由は?」